黒田さんと紀宮さまのご結婚から公務員のブランド価値を考える
今日の午前中に黒田さんと紀宮さまのご結婚式があり、夕方から披露宴がありました。
おめでとうございます。
結婚式・披露宴どちらも帝国ホテルだそうで、10月15日に私がお招きいただいた結婚披露宴があったのと同じホテルです。
1993年6月の皇太子殿下のご成婚の時に、私は在チリ大使館勤務の一時帰国で日本に帰国していて、京都の実家で一部始終をテレビで拝見した記憶があります。皇太子殿下のご成婚のお相手と言うか、現在の皇太子妃殿下は旧姓小和田さんで、外務省のキャリア公務員でした。私は1989年の夏に外務省北米第2課のカウンターパートが夏休みに入ったので、当時の小和田さんと電話でお話ししたことがあります。電話で「小和田と申します」と言われた時に、「大和田さんですか」と間の抜けた受け答えをした記憶があります。
それはさて置き、秋篠宮殿下とご結婚された紀子様は別として、今回の紀宮さまがご結婚された黒田さんは東京都庁の職員で、要するに、地方公務員です。ちょっと別にしておいた紀子さまも大学教授の娘さんで、団地からご結婚式に向かわれました。
かつては、皇族のご結婚相手は皇族の中ではないとしても、旧大名家に連なる島津家や池田家、あるいは、茶道家元など、一般庶民からかなりかけ離れた存在でした。皇后陛下は大企業のオーナー経営者の一族ご出身です。
皇太子妃殿下になられた小和田雅子さんも、紀宮さまとご結婚された黒田さんもどちらも公務員でしたので、公務員を20年余りもやっている私も誇りに思います。エコノミスト的に言うと、公務員のブランド価値が高まるでしょう。公務員試験のブログがいっぱい出来るのも当然かもしれません。
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