« いきなりポケモン・ジムの名前の変更です | トップページ | ホームページの継続手続きを済ませる »

2005年12月19日 (月)

日本の年賀状はどうしてクリスマスカードに適さないのか?

ようやく、先週末で年賀状を書き終えました。パラパラとクリスマスカードも自宅やオフィスに届き始めています。しかし、私は事情を知っているにもかかわらず、我が家の年賀状をクリスマスカードとしてチリの友人に送ってしまいました。
と言うのは、日本の年賀状は外国のクリスマスカードに適さないからです。どうして適さないかと言うと、日本の年賀状は一重で、外国のクリスマスカードは2枚折りになっていなければならないからです。さらに、どうして外国のクリスマスカードが2枚折りになっていなければならないかというと、もらったクリスマスカードを玄関のテーブルなどに飾り立てるからです。
普段は花瓶に花を飾ってあるようなテーブルに、この季節はクリスマスカードを飾り立てるのがキリスト教国の風習のようです。と言うか、私は仏教徒の国の日本に住む以外は、キリスト教国のチリとイスラム教国のインドネシアしか住んだことがないので、チリの経験に基づいていますが、少なくともチリではそうでした。

チリに外交官として駐在していた時は、私はまだ独身でしたので、洗濯や掃除のためにメイドさんを週に2-3日お願いしていたのですが、このメイドさんが12月には張り切って、私に来るクリスマスカードを盛大に玄関のテーブルに飾り立てていました。
メイドさんには勝手口の鍵を渡してあって、私が大使館で勤務している昼間の間に来て、洗濯や掃除を済ませて夕方までには帰ってしまうのですが、ある日、家に帰ると書き置きが残してあり、クリスマスカードを大使館のオフィスから家に持ち帰るように、とのことでした。さすがに、私は外交官としてサンティアゴの社交誌にも載ったことがあるくらいですから、宣伝広告のダイレクトメールとしか思えないようなものも含めて、最初の年から大量のクリスマスカードを受け取っていたので、メイドさんの書き置きの意味もよく分からずに、大量のクリスマスカードを持ち帰ってメイド部屋に積み上げておきました。すると、メイドさんの次の出勤日に家に戻ると、玄関のテーブルに盛大に飾り立ててあり、一瞬、自分の家を間違えたのかとびっくりした記憶があります。チリでは治安上の理由から玄関の鍵が3個以上あるのが望ましいと言われていたので、家を間違えたハズはないとすぐに気づきましたが、やっぱり、異様な感じがしました。細かいスペイン語は理解できませんでしたが、メイドさんのお説によると、大きくて華やかで立派なカードがどれだけたくさん来るかで、その家やご主人の人格や格式などが判断されると考えているようでした。
チリにいる時にも日本から年賀状をもらいましたが、2枚折りになっていないとカードが立ちませんから、一重の1枚ものである日本の年賀状は玄関のテーブルに飾り立てることが出来ません。ですから、私が雇っていたメイドさんは日本の年賀状をとてもみすぼらしくて、ビンボくさいものと見なしている態度がありありとうかがえました。

それを知りながら、チリの友人にも日本と同じ年賀状をクリスマスカードとして送ってしまったズボラな私でした。

|

« いきなりポケモン・ジムの名前の変更です | トップページ | ホームページの継続手続きを済ませる »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/20840/38492589

この記事へのトラックバック一覧です: 日本の年賀状はどうしてクリスマスカードに適さないのか?:

« いきなりポケモン・ジムの名前の変更です | トップページ | ホームページの継続手続きを済ませる »