ロケット団のニャースはなぜしゃべれるのか?
いよいよ金曜日の勤務を終え、明日からは本格的にゴールデンウィーク体制に入ります。のほほんが止まらなかった私と我が家の子供達も、これで堂々とのほほんの本番に移れます。ということで、平日最後ののほほんブログとすべく、今夜はお題の通り、ロケット団のニャースについてのトリビアな日記です。
そもそも、ロケット団以外の一般的なニャースはばけねこポケモンと呼ばれ、タイプはノーマルです。特性はものひろいで、高さ0.4メートル、重さ4.2キロです。ひたいに小判のようなものがくっ付いていて、鋭い爪を引っ込めて足音を立てずに歩くことが出来ます。小判ではないんですが、キラキラ光るコインが大好きです。この「キラキラ光るコイン」を分解すると、ニャースの好きなものとしてキラキラするものと、丸いものをあげることができます。特に後者の丸いものが好きであることは明らかで、満月なんかが大好きだったりします。そんな歌もありました。一時、アニメのエンディングテーマになっていたりしました。なぜか、このキラキラと丸いものは、我が家の下の子も大好きだったりします。要するに、やや幼児趣味なのかもしれません。技としては「ひっかく」や「ネコにこばん」などいろいろな技を覚えます。なお、進化前はありませんが、ニャースが進化するとペルシアンになります。実は、ロケット団のボスはペルシアンを飼っていて、ロケット団のニャースもペルシアンに取って代わってボスにかわいがられたいと思っています。この詳細は後ほど。また、サトシのピカチュウと同じで、ロケット団のニャースはモンスターボールに入っているところは見たことがありません。
ロケット団のニャースがしゃべれるようになったいきさつは、実は、アニメに出てきます。第68話の「ニャースのあいうえお」と題した回で、ポケモン・アニメのかなり最初の方で放映されたものです。この回では、サトシのところにポケモン・ムービーの招待状が来ます。場所はあこがれの映画の都ホリウッドです。なお、これは、米国カリフォルニア州のハリウッドのパロディであることは明らかです。サトシたちは自主トレをほっぽり出してホリウッドに行くことにします。同じように、サトシのピカチューをつけ狙うロケット団もホリウッドに行こうとしていましたが、実は、ニャースには苦い思い出があったんです。ニャースには不幸な過去があったんです。ということで、アニメはニャースの回想に入って行きます。
なお基礎知識として、ロケット団のニャースはオスらしいんですが、ホリウッドでロケット団のニャースは別のメスのニャースに恋したことがあるわけです。さて、少し戻って、ホリウッドに行く前のニャースはとても苦労していたんですが、たまたま見た映画であこがれのホリウッドを目指すことになります。このあたりの筋書きは安直です。そしてホリウッドでもいろいろと苦労するんですが、そのうちコソドロ団に入り生活するようになってしまいます。ところが、ある日、宝石の大好きなマドンニャというメスのニャースに恋をしてしまうんです。話をすると、マドンニャはお金持ちの人間が好きだといいます。
そこで、ニャースはマドンニャに気に入られようと、必死になって2本足で立って歩く練習をします。 そして、何とか人間のように2本足で立って歩けるようになります、でも、コソドロ団では何かを盗って逃げる必要があるんですが、2本足では逃げ足が遅くなって、いつも捕まって痛い目にあわされていました。次はしゃべる練習なんですが、これはホリウッドの語学教室の屋根裏で必死に人間の言葉を覚えたようです。そして、2本足で立って人間の言葉をしゃべれるようになったんですが、マドンニャには2本足で立って人間の言葉をしゃべるニャースなんて気持ち悪い、といわれてふられてしまいます。
当然ながら、人間でもそうなんでしょうが、ロケット団のニャースもぐれてしまい、悪の道に走ります。気がついたらロケット団の本部の前に立っていて、人間の言葉を話す珍しいニャースということでロケット団のボスに気に入られることになりました。そして、しばらくの間は、実際に、ロケット団のボスにニャースはかわいがられていたんです。でも、当時、新人だったムサシとコジロウと出会い、お目付け役として彼らとトリオを組むことになります。トリオを組んで、ポケモンを奪おうとトキワ・シティのポケモン・センターを襲った時に、当時、やっぱり新人のポケモン・トレーナーだったサトシたちと出会います。ここで、サトシのピカチュウにやられてしまいます。ですから、あのサトシのピカチュウはただものではないと思い込み、それ以降、ピカチュウを奪ってボスに献上しようとサトシたちを追い回すことになります。いつも派手に登場しては派手にやられて、「やな感じー」と叫びながら吹っ飛ばされ、いつしか、ロケット団の出世コースから外れるようになってしまいました。
ロケット団のムサシとコジロウのトリオでもたもたしている間に、ペルシアンがニャースに代わってボスのペットになってしまいます。これを知ると、ことあるごとにペルシアンを追い出してボスにかわいがられようと考えるようになります。なお、最初はニャースがロケット団のムサシとコジロウに対するお目付け役の役回りだったんですが、いつの間にかムサシがリーダー格になってしまっています。
なお、私が子供達といっしょにアニメのポケモンを映画やテレビで見ている限り、ロケット団のニャースは、かなり、人間と同等に近いことができるようです。普通のポケモンでも人間の言葉は聞いて理解します。トレーナーの言葉を理解できなければバトルはできないでしょう。でも、ロケット団のニャースは聞いて理解するだけでなく、しゃべれますし、さらに、ポケモンの言葉も理解します。よく、サトシやロケット団のムサシとコジロウに対してポケモンとの通訳をしたりしています。2本足で立って歩いたりもします。でも、2本足の時は走るのが遅いようです。さらに、私がアニメで見た限り、自動車・飛行船、その他のメカや乗り物の運転や操縦もできるようですし、料理をしたり、字も読めるようです。ある意味で、スーパーポケモンなのかもしれないんですが、ニャースとしての基本技のネコにこばんが使えなかったりもします。そして、極めつけは、ロケット団のニャースは自分がポケモンであることを忘れていることがちょくちょくあることです。最初に書いたように、モンスターボールに入っているところは見たころがありません。
ということで、私も明日からのゴールデンウィークには公務員であることを忘れて、子供達と遊び回りたいと思います。
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