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2006年6月26日 (月)

風呂敷と算盤

今夜のブログのタイトルの漢字は読めますでしょうか?
フロシキソロバンです。フロシキはともかく、ソロバンは少し難しいかもしれません。

なぜ、今夜のブログで風呂敷について書くかというと、今朝のNHK生活ほっとモーニングで風呂敷を取り上げて、風呂敷のさまざまな使い方などをクイズ形式で紹介していたからです。また、実は、私が公務員になった20年余り前には、風呂敷算盤を前任者から引き継いだことがあります。というか、役所の机の引出しにどちらも入っていました。当時のすべての公務員が風呂敷と算盤を引き継いだというつもりはありませんが、今は見かけなくなった風呂敷と算盤は、どちらも、役所で必需品というほどではないものの、かなり使われていた記憶があります。ということで、風呂敷のついでに算盤も取り上げてみました。

まず、算盤について、私なんかは小学校で習ったにもかかわらず、算盤を使おうにも使いこなせず、もっぱら電卓に頼っていました。当然です。しかし、私が役所で最初に配属された部署の局長さんは立派なエコノミストだったんですが、足し算や引き算はいうに及ばず、掛け算や割り算まで算盤でこなして、入ったばかりの私に方眼紙でグラフを書かせたりしていました。一応、私は課長補佐の指示で局長の算盤の計算結果を電卓で検算させられたりしていました。
その次の部署では、わずかな額ではありますが、47都道府県に補助金を交付する業務があり、県ごとに3桁から4桁の額の47都道府県の合計を計算しなければならなかったんですが、電卓で何度計算しても違う答が出てきてイヤになったことがあります。今なら表計算ソフトでごく簡単に計算できるのでしょうが、当時はそんなものもなく、とても原始的に計算していました。その時に教えてもらったのですが、隣の課の私の2年後輩に珠算8段の人がいるらしいので、その人に47都道府県の補助金額の表を持っていくと、算盤に触れもせずにチラリと目で見ただけの暗算で答を出してくれ、とてもびっくりした記憶があります。
しかし、このような達人がいたさすがの算盤も、私のような未熟者の比率が大きくなったためか、役人の世界でも電卓に取って代わられて行きます。そして、今では、その電卓も表計算ソフトに取って代わられてしまっているように見受けられます。

風呂敷についても、最初は、局長さんなんかの役所の幹部にくっ付いて、国会随行して行く時に資料を入れて持ち運んだりしました。何でも包めて、モノが布だけに持つところが柔らかで、それはそれなりに便利に使っていた記憶があります。でも、せいぜい2-3年で、風呂敷から封筒や普通のカバンに移行したと思います。特に、風呂敷が不便だったとも思わないんですが、逆に、特に便利だったとも思いません。自然の成り行きだったと思います。
でも、その後も、サンティアゴの在チリ大使館に経済アタッシェとして赴任していた時に、商社さんの新しいオフィス開きお土産に風呂敷をもらったり、海外出張の折に相撲絵の風呂敷をお土産で持って行ったりと、別の方面でも風呂敷を活用していたりしました。今でも、特に、お寺さんへのお届けなどのお使い物を風呂敷に包んでお届けしたりして、割合と活用している方ではないかと思います。それにしても、今朝のNHKの風呂敷活用術には少し驚いたりしました。

時代の流れとともに、実用面ではさらに優れたモノが生み出されているわけですから、ある意味で、日本独特の文化であったであろう風呂敷や算盤が使われなくなるのも自然なことなのかもしれません。懐かしく思いながら朝のNHKを拝見していました。

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