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2006年10月20日 (金)

NY株式市場が史上最高値を連発

先週から今週にかけて、NYダウ史上最高値を連発しています。私は株式市場や為替市場については、基本的にランダムウォークすると考えているので、余りブログのエントリーでも取り上げませんでしたし、また、このテの金融市場関係の話題を取り上げると、ワッとスパム・トラックバックが来るので少し躊躇するんですが、ここまでNY市場が史上最高値を連発すると、少し取り上げてみたくなりました。
まず、全文だとかなり長くなってしまうので、最初の2パラグラフだけですが、日経ネットから引用すると、以下の通りです。記事のタイトルは「米国株、小幅高―ダウ平均が最高値、終値初の1万2000ドル台」となっています。

19日の米株式相場は小幅高。ダウ工業株30種平均は続伸し、前日比19ドル5セント高の1万2011ドル73セントで終えた。連日で過去最高値を更新し、終値で初めて1万2000ドル台に乗せた。好決算を手掛かりに大型株の一角が買われた。高値警戒感や原油価格上昇を背景に利益確定の売りも出て、もみ合う場面が目立った。
ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は3日ぶりに小反発し同3.79ポイント高の2340.94。半導体株が先行きの収益不透明感から軟調で上値が重かった。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は午後4時までの通常取引(速報)で約16億3000万株、ナスダック市場(同)は約20億 3000万株。

昨日10月19日の日中の取引の展開をざっと概観すると、NYダウ平均は前場の中ごろに当日の最高値を付けた後、少し伸び悩み、サウジアラビアがOPECで合意した減産に前向きな姿勢を示したとのニュースに反応し、原油先物が上昇したため株価の上値が抑えられたようです。後場に入ってからは、正午にフィラデルフィア連銀が発表した10月の製造業景気指数がマイナス0.7と市場予想を下回ったため、一時、小幅安に転じる場面があったものの、指数の中身で新規受注や出荷指数が上昇していたことを材料に、大きく株式を売る流れにはならなかったようです。全体として、今後の企業決算への期待から終値は1万2000ドルを超えて、史上最高値を更新しました。
なお、ナスダックや個別銘柄の値動きについては、日経ネットのリンク先やその他の情報をご参照下さい。
NYダウの終値ベースで、2000年1月14日のITバブル時に付けた1万1722.98ドルのピークを超えたのが10月3日で、これが6年8ヶ月振りでした。その後、北朝鮮の核実験の発表なんかをものともせずに、先週から今週にかけてNY市場は元気よく史上最高値を更新しているようです。

要するに、米国経済がソフトランディングするとの見通しから、あるいは、ソフトランディングさせるために、連邦準備制度理事会(FED)が金利の引下げを含む適切なアクションを取るとの見通しで、株式が買われているようです。ですから、朝方に決算を発表したシティグループやバンカメは決算が好調だったにもかかわらず、株価は軟調だったようですし、他の金融機関の株価にもこれが波及したようです。ハネウェルも好決算に関係なく売られたようです。フォワードルッキングなんでしょうが、エコノミスト的には説明が難しいような気がします。
しかし、市場関係者や専門家の間では、今週はかなり株価が上げましたので、近く調整局面に入る可能性も指摘されています。特に、市場関係者は誰でも知っていることですが、ヘッジファンドは11月が決算のところが多いので、決算前に株式の値を上げておいて、裏で売り抜けているファンドも多いのではないかと私は想像しています。そろそろ誰かがババをつかまされる展開なのかもしれません。

日本では57ヶ月のいざなぎ景気を超える景気拡大が今も続いていますが、株価は昨夏からかなり上昇したとはいえ、バブル期の最高値の半分にも達していません。ほとんど賃金が上昇していないことと併せて、景気拡大の実感が伴わないひとつの要因だと考えられます。

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