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2006年12月15日 (金)

米国経済の見通し

先日12月6日には日本経済の来年度見通しについて書きましたが、もちろん、日本経済に多大なる影響を及ぼす米国経済についても、知り合いのエコノミストから何回か話を聞く機会がありました。いくつか講演会にも出席しました。
メインシナリオは日本経済の見通しと同じで、来年年央にかけて踊り場を迎え、一時、景気は弱含むものの、住宅価格は年央までには底を打って、来年後半から景気は回復軌道に戻るというものです。とても楽観的です。楽観的過ぎるのではないかと思うんですが、現時点で、米国の政策金利であるフェデラル・ファンド金利5.25%の水準まで引き上げられており、景気の下振れリスクが顕在化しかけると、金利を引き下げる余地が大いにあり、結局は、米国連邦準備制度理事会(FED)が適切に対応するだろうといわれれば、そうかもしれないと思います。それだけに、今日発表された短観が予想通りに強かったにもかかわらず、今月の再利上げ見送りの公算が大きいと報じられている日銀が、いわゆるノリシロを欲しがって、金融正常化の掛け声も大きく、金利再引き上げを目論んでいる気持ちは分からないでもありません。

私にとって、いくつか出た講演会のプレゼンはどれも知っていることも多くて、そんなに面白くもなかったんですが、ある講演会では質疑応答が面白かったです。実は、この講演会でプレゼンした講師がシンクタンクにお勤めの私の知り合いのエコノミストだったので、その日の講演会前に応接室で雑談をしていた時に、米国経済の強気派と弱気派について、質疑応答の伏線となるお話を聞きました。すなわち、日本では米国担当のエコノミストのほうが強気で、日本担当の方が米国経済については弱気の見方をしており、米国では、日本人エコノミストよりも米国人エコノミストの方が強気らしいです。どうも、米国経済に詳しいプロであればあるほど、強気になっているようなカンジのお話でした。
この日の講演会後の質疑応答で、確かに、とても経済のプロとは思えない観点から、シロートに見られかねない弱気な質問が出たものですから、私は大笑いしそうになりました。とても強い信念に裏打ちされているのは感じられたんですが、根拠は疑問を呈する向きもあり得そうな気がしました。最後には、講師のエコノミストが「この話は、吉岡さんにしたことがありますが、…」と唯一かもしれない出席者の知り合いである私の固有名詞を出して、いかにも、私の助け舟を求めているようだったので、出来るだけ、講師の趣旨に沿って話題を転換するべく努力しておきました。

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