« 今どきの小学生のランドセル | トップページ | ボーイスカウトの餅つき会に行く »

2007年1月20日 (土)

大寒の日に始まるセンター試験

今日の東京は午後から小雨が降りました。大寒の日らしく、とても寒かったです。

今日からセンター試験が始まりました。今までで最多の755大学・短大が参加だそうです。いつもの朝日新聞のサイトから記事の最初の3パラグラフを引用すると、以下の通りです。

本格的な入学試験シーズンの皮切りとなる大学入試センター試験が20日、全国735の会場で始まった。約55万人が21日までの2日間、6教科28科目の試験に挑戦する。初日は公民や国語、外国語などに続き、昨年初めて実施され、混乱が相次いだ英語のリスニングテストが午後に行われる。
悪天候や交通機関の乱れによる影響はなく、最初の教科である公民の試験が予定通り午前9時30分から行われ、32万1882人(志願者数の58.2%)が受験した。
志願者総数は55万3352人で、4年ぶりに前年を上回った。内訳は、現役高校生が43万4316人(78.5%)、高校既卒者が11万2728人(20.4%)、高卒認定試験の合格者などが6308人(1.1%)。試験の利用大学は過去最多の755大学・短大で、内訳は大学が国立83校、公立74校、私立450校。短大は公立14校、私立134校となっている。

取りあえず、悪天候や交通機関の遅れなんかがなかったので、受験生や関係者なんかは一安心といったところでしょうか。今日の午後からは昨年評判の悪かった英語のリスニングテストだそうです。昨年初めて導入されて、やや混乱が見られたと記憶していますが、今年は例のICプレーヤーがちゃんと動くんでしょうか。昨年のリスニングでは、テストに使うICプレーヤーの不調や操作ミスで、「音が聞こえない」とか「雑音がまじる」などのトラブルが相次ぎ、457人が再テストを受けたと報道されています。まあ、全国700を越える会場で50万人を超える受験生が使うんですから、トラブルをゼロにするのは困難な気もしますが、それだけに、数少ないトラブルに巻き込まれた受験生の動揺は大きいんではないかと思います。私なんかの小役人は、動揺を誘う可能性がもっとも高い科目であるだけに、そのダメージを翌日なんかに持ち越さないように、リスニング試験は最後の最後にすればいいんじゃあないかと思うんですが、そうなっていません。私なんかが安直に考えるよりも、何かもっと本質的な理由があるのかもしれません。
それから、昨年話題になったのに必修科目の履修漏れがありました。引用した記事にもあるように、センター試験を受験する約20%の既卒者は関係ないのかもしれませんが、8割近くは現役生ですので、中には、必修漏れの補修を受けている受験生もいるのかもしれません。以前のエントリーでも取り上げたように、必修科目の履修漏れについては、生徒の方には何ら責任がないと私は考えていますので、補修の負担が大きなハンディになることがないよう祈りたいものです。
なお、上にも引用した朝日新聞のサイトには、写真が数枚ありました。上の方から、我が母校の京都大学から始まって、北海道大学、東京大学、九州大学、名古屋大学が写真で取り上げられていました。朝日新聞の総支局があるところというよりも、まあ、地域別の代表校といったところなのかもしれません。

最後になりってしまいましたが、全員が志望校に合格できるわけではないんでしょうが、結果は結果としても、受験生が実力を出し切るよう、健闘を祈念します。

|

« 今どきの小学生のランドセル | トップページ | ボーイスカウトの餅つき会に行く »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 大寒の日に始まるセンター試験:

« 今どきの小学生のランドセル | トップページ | ボーイスカウトの餅つき会に行く »