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2007年6月27日 (水)

ハリー・ポッター最終刊の結末がネットに流出?

今日は朝からいいお天気で、気温も上がりました。外気温が高くなったので、役所のオフィスには冷房が入りました。さすがに快適です。

先週から私と下の子がハリー・ポッターを読み始めました。違いは、私が3度目なのに対して、下の子は初めてだということです。しかし、昨年秋のおにいちゃんと同じで、下の子も一気にハリー・ポッターにハマりました。私が「おにいちゃんがハリー・ポッターにハマる」と題してこのブログのエントリーを書いたのが昨年の10月12日ですから、その時、おにいちゃんは4年生だったんですが、下の子は3年生にしてハマってしまいました。私はおにいちゃんがハリー・ポッター全6巻を読み終えたスピードを知っていますので、下の子だったら夏休み中に第3巻「アズカバンの囚人」まで読んで、そのうちの1冊を夏休みの読書感想文にでも仕上げられればいいと考えていたんですが、トンでもない間違いで、1週間足らずで1冊を読み終えるくらいのスピードで読み進んでいます。
何度か同じことを書いたんですが、やっぱり、ハリー・ポッターのシリーズが子供向けの読み物として面白いのが根本的な要因だと思います。もちろん、子供向けだけでなく、私が読んでも面白いんですから、世界中でベストセラーになるのも当然です。これも何度も繰返しになりますが、特に第1巻「賢者の石」、第2巻「秘密の部屋」、第3巻「アズカバンの囚人」までは私も大いに評価し、特に第3巻は現時点で入手できるシリーズの中でも最高の出来だと思います。もちろん、第4巻「炎のゴブレット」ではヴォルデモート卿が復活し、第5巻「不死鳥の騎士団」ではヴォルデモート卿に対抗する正義の魔法使いの活動が開始され、物語は速いテンポで進んで行き、いよいよ、来月7月21日に発売される第7巻「死の秘宝」で最終の結末を迎えます。もっとも、来月に発売されるのは英語の原書ですから、日本語の翻訳が出版されるのはもう少し先になります。
しかし、この第7巻の結末がネットに流出しているらしいです。ガブリエルと名乗るハッカーがイギリスの出版社 Bloomsbury 社の社員のパソコンをハッキングし、7巻の最終章のデジタルコピーを入手した上、インターネットの掲示板に7巻の結末を書き込んだらしいです。もっとも、私はさすがに中身までは確認していません。書込みをしたハッカーの主張によると、Bloomsbury 社のネットワークに侵入するのは簡単だったそうで、この行為はローマ法王が計画し、キリスト教精神を害するハリー・ポッターシリーズの最終巻の結末を明らかにし、本を買うことを無意味にする神聖な行為だということです。私はキリスト教徒ではないですし、この方面には詳しくありませんが、正常な精神の持ち主の主張ではないような気がしないでもありません。取りあえず、英国の出版元はノーコメントで、米国の出版者は「デタラメなので信用しないように」とコメントしたらしいです。まあ、第6巻「謎のプリンス」でも発売前に原稿コピーが盗まれる事件が起きた上、タブロイド紙にコピーを売却しようとしたとして、2人が起訴されていますので、それだけ人気なのだという見方も出来るかと思います。
おそらく、ハリー・ポッターの第7巻「死の秘宝」の原書が発売されれば、その日のうちには、ハリー、ロン、ハーマイオニのうちの誰と誰が死ぬことになるのかも含めて、未読のファンに失礼にならない範囲で、かなりの部分が明らかになると思うんですが、今は7月21日の発売待ちの状態で、ハッカーの掲示板書込みはかえって興味をあおっているような気がしないでもありません。

いずれにせよ、先日は、ハリーポッターの日本語翻訳者の脱税問題も新聞なんかで報じられましたし、子供達の夢を壊すような行為はとっても悲しいことです。

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