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2007年7月19日 (木)

ペナントレース前半戦の折返し

今日は朝からが広がり、陽射しがなくて気温も上がらず、そんなに蒸し暑さは感じませんでした。でも、昨日なんかみたいに肌寒いというほどではありませんでした。

昨夜の巨人戦で我が阪神タイガースはペナントレース前半戦を4位で折り返しました。首位の中日とは6.5ゲーム差です。かなり序盤の戦いが悪かったので、私はほとんど諦めていましたが、折返し前の最後の中日・巨人・中日・巨人と続いたシリーズでは7勝3敗でしたので、それなりに調子を上げて来たのかもしれません。
まず、打撃陣については昨夜のオーダーも3番に鳥谷が入って、シーツや今岡の名前もなく、開幕前に予想していたベストオーダーからはほど遠いものでした。ただし、私の直感から言えば、体力的な問題はあるものの、赤星がトップに入った方が相手は嫌だろうという気がしないでもありません。投手陣井川がヤンキースに去ったのを埋め合わせていないような気がします。不動の4番打者の金本も、左ひざのケガを公表してからは昨夜まで調子が出ず、フルイニングの連続試合出場を続けているものの、口の悪い友人に言わせれば、退き際が肝心との説もあったりします。
開幕前から不安だった打撃陣はやっぱり打てません。前半戦を終えてチーム打率やホームラン数はセリーグでドベだったりします。盗塁も少ないです。この結果、当然なんですが、チームの総得点はやっぱりセリーグで最少の得点しか上げられていません。逆に、総失点も最小となっていますので、投手陣はそれなりにがんばっているとも評価できます。ウィリアムスが抜けたとはいえ、リリーフ陣は抜群の安定感を誇っていますので、序盤に先取点を取り、中盤までピッチャーが持ちこたえて、最後の久保田と藤川につなぐのが必勝のパターンであることは、開幕前から明らかでした。逆に言えば、先発投手が序盤で打ち込まれれば、それで試合はおしまいとも言えます。
オールスター後の後半戦では、何と言っても打撃陣の奮起が必要です。私個人の趣味かもしれませんが、息詰まるような投手戦の醍醐味よりも、やっぱり、野球は得点が入らないと試合が面白くありません。ケガで戦列を離れていたり、調子が上がらなかったりする選手もいるので、前半戦最終盤の陣容で考えると、現時点で一番調子がいいのがですから、4番に座る金本もつなぎに徹して林の前にランナーをためるのがもっとも確率も効率もいいような気がします。その意味でも、赤星をトップに入れて鳥谷を3番に抜擢し、少しでも得点圏走者を置いて林に回るように考えるべきだと思います。
何と言っても、ほかの11球団にない死のロードが我がタイガースにはあります。序盤を6.5ゲーム差で折り返したのでは、過去の例から言うと優勝はほぼ絶望という気がしますが、今年だけは日本シリーズ進出のためのクライマックス・シリーズがあり、3位までに入れば日本シリーズの可能性があるわけですから、何とか、我々ファンにを見させて欲しいものだと思います。

やっぱり、
がんばれ、タイガース

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