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2007年8月21日 (火)

停電の恐怖

今日も朝からいいお天気で真夏の暑さでした。決して大げさではなく、やっぱり、酷暑とか、猛暑と表現するのがふさわしいのかもしれません。

今日は銀座にランチに出て、その後、新橋に行く予定があったんですが、ほぼ南北に通っている銀座の中央通りに出て、ものすごい陽射しを受けて立ちすくんでしまいました。新橋くらいまでなら歩いて行けないでもなかったんですが、体ごと蒸発してしまいそうで、一駅だけながら地下鉄を利用してしまいました。新橋から役所までも、季節がよければ十分に歩ける距離なんですが、やっぱり、地下鉄に乗ってしまいました。甲子園に出るような高校野球の監督さんが熱中症になるくらいの暑さなんですから、私なんかは安全策を取った方がいいのかもしれません。
この暑さの中で、私もそうなんですが、今週から夏休みを終えてオフィスや工場などが通常稼働に近い状態に戻ったものですから、首都圏で電力供給がピンチになっています。主たる原因は猛暑もさることながら、実は、柏崎刈羽原発の長期運転停止にあるようです。ご存じの通り、新潟県中越沖地震で被災してから、まあ、報道された通り、いろいろとあって運転を停止しています。関連する朝日新聞のニュースのうち、昨日と今日に見かけたものへのリンクは以下の通りです。

昨年も8月半ばに事故で東京が大停電したり、8月末には広島で断水があったりと、ライフラインにまつわる事故が発生しましたが、今年は首都圏で電力がピンチのようです。リンクにある昨日の記事に見られる通り、東京電力では今年の最大電力需要を前年実績より5%ほど増加の6110万キロワットと見積もっているところ、711.2万キロワットを担う予定だった柏崎刈羽原発が全面停止しており、供給余力がなくなったようです。昨年8月14日の東京大停電は突発的な事故といえますが、今年の場合は、地震の影響もあるとはいえ、供給が需要に追いつかないわけです。エコノミスト的には、需要が供給を上回りそうなんですから、価格を引き上げればいいような気もするんですが、短期的にはそうもいかないでしょう。
私はチリのサンティアゴ、インドネシアのジャカルタと南半球の途上国勤務の経験があり、特に、ジャカルタでは熱帯特有の雷を伴ったスコールのために、停電は何度か経験しました。特に、ジャカルタのアパートでは風呂場に窓がなく、ドアを閉め切った状態で停電すると、完全に真っ暗になります。子供達も今より小さかったので暗闇を怖がるため、バスルームにローソクをいっぱい並べた記憶があります。でも、ローソクは火事になる危険がつきまといますから、出来る限り利用は避けていました。また、サンティアゴやジャカルタでは大規模な断水の記憶はないんですが、何かコトがあると、メイドさんがバスタブに水を張って備えていたのを思い出します。

現在の日本では電力や水道などのライフラインが本格的に切断されることがになったため、ホントに電力の供給途絶なんかが生じたりしたら、東京は大パニックになるような気がしないでもないんですが、最近の報道では、まったくあり得ないことでもないようです。ジャカルタ暮らしの経験がある我が家は、それなりに、危機管理や危機対応の能力があるように感じていますが、それでも、いざという時の心構えと備えはしておきたいと思います。
今夜のエントリーは、我が家の危機対応能力を培ってくれたジャカルタに感謝して、海外生活の思い出の日記に分類しておきます。

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