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2008年2月 6日 (水)

米国大統領予備選のスーパーテューズデーの結果

今日は朝から雲が広がっていましたが、午後からになりました。気温は雪が降り始めた午後に入って下がったようにすら感じられ、とてつもなく寒かったです。

米国大統領予備選

米国現地時間の昨日2月5日が共和党・民主党とも大統領予備選のスーパーテューズデーでした。ここに至るまでの状況とスーパーテューズデーの開票予定なんかは上の画像の通りです。クリックすれば原寸大の画像が別ウィンドウで見られると思います。その昔は、スーパーテューズデーと言えば、3月に行われていたような記憶もあるんですが、今年は2月も早い時期なので、少し異例な気もしないでもありません。また、最近ではスーパーを超えるという意味なんでしょうが、メガテューズデーと呼ばれていたりもします。
まず、民主党ではエドワーズ候補が少し取り残された格好で、オバマ候補とクリントン候補の一騎打ちの様相を呈して来て、大票田のうち、オバマ候補がイリノイ州、クリントン候補がニューヨーク州の、それぞれの Home State を取るのが確度高いとすれば、カリフォルニア州をどちらが取るかが大きなポイントになっていました。でも、各州各党でシステムが違うものの、民主党のカリフォルニア州は秋の大統領選挙に準じた総取りではなく、得票に応じた比例配分で代議員を割り振るようですから、クリントン候補が開票率83%の段階で過半数の52%を制したといっても、オバマ候補も41%を得票していますから、両者の間に大きな差がつかないようにも思います。さきほど、"The New York Times" のサイトで確認したところ、米国東部時間でクリントン候補の現在までの全米での獲得代議員数が845、オバマ候補が765と、ともに、過半数の2,025に遠く及びません。スーパーテューズデーでは決着がつかず、今後の選挙戦にゆだねられることになりました。南部の大票田テキサス州や中西部のオクラホマ州、東海岸の諸州などが残っています。ですから、私がインターネットなんかで見た範囲では、"Wall Street Journal" の Laura Meckler 記者の "Sen. Hillary Clinton won the biggest Super Tuesday prize, claiming California, as both she and Sen. Barack Obama sought to make history." との書出しよりも、"Washington Post" の Dana Milbank 記者のコラムにある "With the possibility of a 'knockout punch' essentially absent, Super Tuesday turned into Spin Tuesday, as both campaigns sought to define victory down." との表現の方がより正確な印象ではないかという気がしないでもありません。それから、共和党に目を転ずると、私のこのブログの1月31日付けのエントリーで取り上げたように、個人と法人に対する連邦所得税を廃止して消費税に切り替えるという少し突飛な経済政策を提唱しているハッカビー候補が、スーパーテューズデーまでにジワジワと後退して、マケイン候補とロムニー候補が抜け出し、その中でも、現時点ではマケイン候補が大票田のカリフォルニア州を制して、獲得代議員数613とロムニー候補の269やハッカビー候補の190を引き離してトップを走っているようです。ニュースソースは民主党の候補者と同じく "The New York Times" です。なお、日本時間の午後からは、"The New York Times" のホームページのトップサイトで3分おきに開票状況をアップデートしていて、時折、私も拝見していましたが、さすがに、米国東部標準時間で3時過ぎから15分間隔の更新になったりしていました。

選挙のことですから、最後までどうなるかは分かったものではありませんが、米国の制度のひとつの特徴として、最後の方は勝ち馬に乗る傾向もありますし、米国経済が景気後退に入る可能性が高まりつつある現時点での選挙戦からは目が離せません。

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