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2008年7月11日 (金)

久し振りに「ESP フォーキャスト調査結果」を考える

今日も、朝からまずまずいいお天気でした。30度くらいまで気温も上がったようです。夜になって夕立があった地域もあるようですが、そろそろ梅雨明けが近かったりするんでしょうか?

実質GDP予測値総平均の推移

昨日、経済企画協会から「ESP フォーキャスト調査結果」が発表されました。日経新聞のサイトでは7-9月期のGDP成長率がマイナスと予想されていることに注目していて、毎日新聞のサイトでは景気転換点を過ぎたかどうかに興味があるようです。いずれにせよ、ものすごく久し振りに注目したような気がします。ヘッドラインの実質 GDP 成長率の予測は上のグラフの通りです。典型的に景気下降局面の特徴が出ていて、時がたつにつれて成長率予想が低下しています。なお、今夜のエントリーのグラフは、上も下も、第一生命経済研究所のリポートから拝借しています。

消費者物価(生鮮食品を除く総合)予測

上のグラフは消費者物価のコアの予想です。今夏から秋口にかけて、単月で2%を付ける月があってもおかしくないと私は考えているんですが、四半期の予想ですので、均してみれば2%には達しないとの結果になっています。成長率予想と同じで、というか、逆で、最近時点になるにつれて上方修正されているような気がします。この先も上方修正が続けば、四半期でも2%を超える期がある可能性も排除できません。

ESP フォーキャスト7月調査6月調査
転換点はすでに過ぎた16名 (44.4%)8名 (21.6%)
転換点はまだ過ぎていない20名 (55.6%)29名 (78.4%)
↓ 1年以内確率
平均41.3%42.5%
高位8人平均51.6%63.7%
低位8人平均31.7%23.7%

最後に、私の注目点は毎日新聞と同じで景気転換点に関する質問です。最近、私は「ESP フォーキャスト」を余りよく見ていなかったんですが、先月からこの景気転換点に関する質問が調査項目に入るようになったらしいです。上の表は先月調査と今月調査を並べています。要するに、回答エコノミストの8-9%が景気転換点を過ぎていないから過ぎたにシフトした結果となっています。この1ト月で景気転換したと考えているエコノミストもいるのかもしれませんが、私の勝手な想像ながら、考えを変えた人も多いのではないかと思います。これから先、さらにエコノミストのシフトが続くのかもしれません。私自身はまだ迷っているところですが、もしも、どちらかに決めろと言われれば、現時点では「まだ過ぎていない」と回答するような気がしないでもありません。でも、2-3か月すれば、「もう過ぎた」にシフトするような気もします。

今夜は少し遅くなったので、久し振りに見た「ESP フォーキャスト」の調査結果を取り上げてみました。よい週末をお過ごし下さい。

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