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2009年3月11日 (水)

今年の木村伊兵衛賞は『浅田家』の浅田政志さんが受賞

浅田政志『浅田家』(赤々舎)

朝日新聞のサイトを見ていると、今年の木村伊兵衛写真賞は浅田政志さんに授賞との記事を見かけました。第34回の木村伊兵衛写真賞だそうで、4月22日に東京会館で授賞式が行われ、賞状と賞牌ならびに副賞100万円が贈られるそうです。写真の木村賞については、純文学の芥川賞になぞらえて、3年前の2006年1月20日のエントリーで土門賞とともに取り上げた記憶があります。写真家の浅田政志さんは、昨年、上の画像の表紙の写真集を赤々舎から出版して話題になった写真家です。すでにお示しした朝日新聞のサイトを含めて、関連リンクは以下の通りです。

誠におめでとうございます!

話題になった上の写真集は、父、母、兄、そして写真家本人の4人家族が、表紙の消防士やラーメン屋や極道など様々なシーンに扮するシリーズで、記念写真そのものでもあります。私もカメラや腕前は拙いものですが、子供達を専属の被写体にせっせと写真を撮っているので、実に理解できるものがあります。家族の記念写真こそ写真の原点だという気が強くします。浅田さんの今後の活躍を大いに期待したいと思います。

Adam Smith's market never stood alone

誠についでながら、専門分野の経済に関して、今日の Financial Times で、1988年のノーベル経済学賞を受賞したセン教授が"Adam Smith's market never stood alone" と題したコラムを書いています。昨年5月26日付けのエントリーで取り上げた堂目教授の『アダム・スミス』(中公新書)にやや通ずるところがあります。官庁エコノミストの中でも市場原理主義にかなり近いと自負している私からすれば少し違和感がないでもないんですが、堂目教授の『アダム・スミス』は昨年の経済書の中でも高い評価を受けていますし、今さらながらという気もするものの、改めて『国富論』や「経済学の父」が経済学の原点として見直されているのかもしれません。日本でも中谷巌教授が『資本主義はなぜ自壊したのか』で転向宣言を出しましたし、私もアングロサクソン・タイプの市場を重視する見方をそのうちに変えるのかもしれないと思わないでもありません。

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