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2009年3月10日 (火)

いよいよ景気の大底に差しかかりつつある景気動向指数

本日、内閣府から今年1月の景気動向指数が発表されました。九州は夕刊がないのでメディアの扱いについては何とも言えませんが、少なくとも全国紙各紙のネット上ではニュースが流されていませんでした。株価の方に注目が集まっているとはいえ、めずらしいことです。

景気動向指数

ということで、私が書いたグラフは上の通りです。左軸の単位は2005年=100です。先行指数と一致指数なんですが、前世紀終わりころから先行指数に明確な先行性が見られなくなっていて、いまだに先行指数・一致指数とも低下を続けています。少なくとも反転の兆しは一向に見られず、大底に向かっていると見る方が自然な気がします。なお、グラフに見られる限りの1980年以降の景気後退局面直前のピークとトラフを抜き出したのが下の表です。

下落幅 (率)
1980年2月 82.81983年2月 74.9▲7.9 (▲9.5%)
1985年7月 84.81986年11月 79.4▲5.4 (▲6.4%)
1991年1月 103.51993年12月 79.9▲23.6 (▲22.8%)
1997年5月 95.81998年12月 84.0▲11.8 (▲12.3%)
2000年12月 95.42002年1月 83.9▲11.5 (▲12.1%)
2007年10月 105.72009年1月 89.6▲16.1 (▲15.2%)

昨夜のエントリーで示したように、国民一般のマインドはやや上向きに転ずる兆しなきにしもあらずですが、現在の株安がマインドにも影響するでしょうから、この先、一直線に向上するとはとても思えません。私は株価の専門家ではないので何ともいえませんが、この3-4月が株価の底と見ているアナリストもいるようで、逆の見方をすれば、ゴールデンウィークあたりから株価も底這いから反転の兆しを見せたりすると、マインドも5-6月あたりから本格的な上昇を見せ始め、実体経済も在庫や生産の調整が年央には一巡するでしょうから、ソロリと景気転換点に向かうような気もします。かなり楽観的な私の見方ですが、希望的観測も含めてあり得るシナリオではないでしょうか。

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