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2010年6月 7日 (月)

木曜日発表の1-3月期GDP2次QEの予想やいかに?

内閣府による今週6月10日の発表を前に、先週の法人企業統計などの2次QEに必要な経済指標がほぼ出尽くし、各シンクタンクや金融機関などから1-3月期の2次QE予想が出そろいました。ただし、明日には国際収支統計の発表が予定されていますので、外需の見通しのために明日以降に修正したり、あるいは、新たに公表するシンクタンクがあるかもしれません。だからでもないんでしょうが、今回は発表機関が少ない印象があります。いつもの通り、顧客向けのニューズレターなどのクローズな形で届くものは別にして、ネット上でオープンに公開されているリポートに限って取りまとめると下の表の通りです。ヘッドラインは私の趣味でリポートから特徴的な文言を選択しました。設備投資や先行きを示唆するものがあれば、それを優先的に拾ったつもりです。詳細な情報にご興味ある方は左側の機関名にリンクを張ってあります。リンクが切れていなければ、pdf 形式のリポートがダウンロード出来ると思います。"pdf" が何のことか分からない人は諦めるしかないんですが、もしも、このブログの管理人を信頼しているんであれば、あくまで自己責任でクリックしてみましょう。本人が知らないうちに Acrobat Reader がインストールしてあって、別画面が開いてリポートが読めるかもしれません。

機関名実質GDP成長率
(前期比年率)
ヘッドライン
内閣府1次QE+1.2%
(+4.9%)
n.a.
みずほ総研+1.3%
(+5.2%)
在庫投資が下方修正される一方で、設備投資、公共投資が上方修正
ニッセイ基礎研+1.0%
(+4.1%)
設備投資は1次速報の前期比1.0%から同0.4%へと下方修正
第一生命経済研+1.0%
(+4.2%)
設備投資は下方修正となる可能性が高い
三菱UFJモルガン・スタンレー証券+1.1%
(+4.3%)
11年初にかけ景気回復は続く
三菱UFJリサーチ&コンサルティング+1.1%
(+4.6%)
設備投資は1次速報値の前期比+1.0%から同+0.1%に下方修正
三菱総研+0.9%
(+3.8%)
民間企業設備投資については、本日発表された法人企業統計調査の設備投資額が、季調済前期比で2四半期ぶりにマイナスに転じており、下方修正を予想

大雑把に言って、このブログで法人企業統計を取り上げた6月3日のエントリーで主張した通り、設備投資が下方修正されることなどから、GDP成長率も下方修正されるとの見通しが大勢を占めています。なぜか、みずほ総研だけは設備投資もGDP成長率も上方修正と見込んでいるようです。直感的に、デフレータの違いからこの差が生じているように私は受け止めています。
問題は設備投資がどこまで下方修正されるかです。1次QEで季節調整済み前期比+1.0%であったわけですから、マイナスになるとは私は想定していませんし、程度問題ではありますが、大きく下に振れるようであれば、またしても統計の信頼性に関して、やや混乱した議論が生じる可能性を指摘しておきたいと思います。

最後に、本日、内閣府において景気動向指数研究会が開催され、第14循環の景気の谷が2009年3月に暫定的に設定されています。日経新聞の報道はコチラです。

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