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2010年7月25日 (日)

今野敏「隠蔽捜査」シリーズを読む

今野敏「隠蔽捜査」シリーズ

昨日は長崎市立図書館に行ったんですが、ここ1週間ほどで今野敏さんの「隠蔽捜査」シリーズを3冊読みました。上の通りです。実は、シリーズ4作目が短編集の『初陣』としてすでに出ているんですが、残念ながら、まだ読んでいません。また、7月17日付けで芥川賞を取り上げたエントリーで書きましたが、『小説新潮』でシリーズ最新作の「転迷」を連載中です。
主人公はキャリアの警察官僚である竜崎、脇を固めるのは同じくキャリアの警察官僚で竜崎と同期入庁かつ小学生のころの同級生であった伊丹です。何といっても、竜崎のキャラが独特です。本音と建前の建前しかないようなキャラです。職場では「変人」扱いされ、奥さんからは「唐変木」と呼ばれます。順調に昇進し警察庁官房総務課長まで達したんですが、警視庁大森署長に降格人事されて、所轄の刑事である戸高とともにシリーズ2と3で事案の謎解きに当たります。かなりミステリっぽい作品ですので詳細は割愛します。私は完全なミステリ以外の警察小説はあまり読んだことはありませんが、ミステリも含めてキャリアの警察官を主人公にした小説はめずらしいそうです。
その昔の『課長 島耕作』とその後の昇進シリーズでもそうなんですが、ある意味でスーパー・ヒーローの主人公が、組織内の派閥争いや何やで、何かあると「自分を失敗させ、失脚させるための罠」と思い込んだりするんですが、こういった組織のあり方は普通だったりするんでしょうか。エリート・コースに乗ったことがないからだろうと思うんですが、私にはよく分からなかったりします。

まあ、私くらいの中年のオッサンが好きそうな小説ではありますが、確かに面白かったので「読書感想文の日記」をアップしておきます。

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