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2011年6月25日 (土)

「世界報道写真展2011」を見に東京都写真美術館に行く

東京都写真美術館正面玄関

今日は夕方から雨という天気予報に従って、午前中のうちに「世界報道写真展2011」を見に行きました。恵比寿ガーデンプレイスの一番奥にある東京都写真美術館の地階の展示室で開催されています。写真展だけでなく、震災のビデオ「爪痕」も上映されていました。この「世界報道写真展2011」に関する画像では、世界報道写真大賞2010を受賞されたジョディー・ビーバーの作品をアチコチで見かけます。ネットで検索すればいくつもヒットすると思います。タリバーンの命により暴力をふるう夫の下から逃げ出したアフガニスタン女性が鼻と耳を削ぎ落された写真です。非常にショッキングな写真で、私のブログで引用するのは控えました。その代わりにもなりませんが、一番上の画像は東京都写真美術館の正面玄関です。恥ずかしながら、私が撮影しました。
ビーバーの作品の先入観があったからかもしれませんが、私には「日常生活」の部でランクインしたインドの写真が目につきました。オランダ人のマルティン・ルーメルスの作品で、コルカタやムンバイにおける現地インド人の日常生活をクリアに写真に収めた作品、あるいは、アミット・マデシヤの作品で、移動映画館の夜間上映を楽しむ人々、といった写真です。いずれも組写真です。でも、もっとも迫力を感じたのはドイツ人写真家トマス P. ペシャクの「自然」の部で単写真第1位に輝いた作品です。マルガス島に飛来するケープシロカツオドリを真っ正面から捉えていて、しかも、鳥の方もカメラ目線を送っている、というものです。さすがに、プロの写真には脱帽でした。

毎年、報道写真は年末に三越日本橋本店で開催される展覧会を見に行っていましたが、久し振りに東京都写真美術館に足を運びました。残念ながら、日本人写真家の出展はありませんでした。報道写真については何度か同じことを書きましたが、「安全への逃避」で世界に名高い沢田教一のような写真家が日本でも現れるように願っています。

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