近ごろの七五三のお祝いはどうなっているか?
今週の週末は東京では現時点の天気予報では冴えないお天気になりそうなんですが、先週末の土日はまずまずの秋晴れで、アチコチで七五三の親子連れを見かけました。我が家は男の子2人ですが、やっぱり、女の子の着物姿は男の子とは大いに違うものだと実感しました。ということで、メディアインタラクティブから「季節行事に関する意識調査」というタイトルで、昨日、七五三に関するアンケート結果が発表されています。簡単に見ておきたいと思います。
まず、上の円グラフは「Q. 七五三のお祝いをする予定はありまか。もしくは、これまでにお祝いをしたことはありまか。」という設問に対する回答です。軽く90%超の割合で「お祝いをする予定が ある、もしくはこれまでにしたことがある」となっています。我が家も2人ともしたんですが、上のおにいちゃんの時には一家そろって南の島暮らしだったもので、ジャカルタから一時帰国していた9月に季節外れの七五三をお祝いした記憶があります。着物を着せて写真館で写真を取りましたが、その格好で外に出歩くと暑い季節でしたので、お参りは普段着で済ませました。
ということで、上の棒グラフは「Q. お祝いでは、何をする予定でか。または、何をしましたか。」に対する回答です。一番上の選択肢の「家族(親族)で集合写真を撮った」が 2/3 ほど占めていますが、我が家は集合写真ではなく、上のおにいちゃんの時も下の子の時も単独写真を撮っています。なぜなら、着飾らせたのはお祝いの本人だけだったからです。おにいちゃんの時の七五三が9月の残暑の季節だったもので、親も普段着で済ませてしまいましたので、下の子の時だけ一家そろって着飾るのを避けたという事情もあります。もちろん、それを口実にサボっただけという見方も出来ます。格好はともかく、お祝いの本人は着物を着せ写真を撮り、みんなで神社にお参りし、下の子の時は千歳あめを買っています。ただし、おにいちゃんの時は季節外れでしたので千歳あめは売っていませんでした。なお、最後に、七五三のお祝いの予算に関する設問の回答は下の棒グラフの通りです。我が家も標準的な出費をしたんではないかと記憶しています。
一生の冠婚葬祭のうち、成人する前の子供のころに済ませる行事としては、幼稚園や学校の入学・卒業は別にして、生まれたばかりのお七夜やお宮参り、お食い初めから始まって、七五三がかわいい盛りでの大きな行事となりますが、冠婚葬祭ではないものの、我が家では東京の家族らしく「おかあさんといっしょ」出演を企画しました。上の子が3歳になるとせっせとNHKに葉書を出して、ジャカルタに出発する直前に念願かなった記憶があります。しかし、下の子は3歳のころはジャカルタ暮らしで一時帰国中にNHKに行くのは無理でしたから、代りに、数年前にボーイスカウトから他のテレビ出演にこぎつけたことを覚えています。その後、2人とも小学校を卒業し中学生になって、おにいちゃんは十三参りを済ませ、下の子も来年は連れて行くつもりです。このあたりで昔ながらの主要な行事は尽きて、受験を含めた学校行事が主になるのかもしれません。
七五三も子供の成長の通過点のひとつです。モノを買い与えるのは結構ですが、家族で思い出を作るのもいいことだと思います。
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