芥川賞と直木賞の候補作が発表される
やや旧聞に属する話題ですが、文藝春秋から芥川賞と直木賞の候補作が発表されました。以下の通りです。
| 氏名 | 作品 |
| 芥川賞 | |
| 小野正嗣 (おのまさつぐ) | 「獅子渡り鼻」 (群像11月号) |
| 北野道夫 (きたのみちお) | 「関東平野」 (文學界9月号) |
| 黒田夏子 (くろだなつこ) | 「abさんご」 (早稲田文学5号) |
| 高尾長良 (たかおながら) | 「肉骨茶」 (新潮11月号) |
| 舞城王太郎 (まいじょうおうたろう) | 「美味しいシャワーヘッド」 (新潮8月号) |
| 直木賞 | |
| 朝井リョウ (あさい) | 「何者」 (新潮社) |
| 安部龍太郎 (あべりゅうたろう) | 「等伯」 (日本経済新聞出版社) |
| 有川浩 (ありかわひろ) | 「空飛ぶ広報室」 (幻冬舎) |
| 伊東潤 (いとうじゅん) | 「国を蹴った男」 (講談社) |
| 志川節子 (しがわせつこ) | 「春はそこまで 風待ち小路の人々」 (文藝春秋) |
| 西加奈子 (にしかなこ) | 「ふくわらい」 (朝日新聞出版) |
最近、新作はややご無沙汰なんですが、芥川賞では舞城王太郎に、直木賞では有川浩に注目しています。でも、朝井リョウも捨てがたい気はします。もっとも、私は『桐島、部活やめるってよ』しか読んでいません。日曜日のこの両賞のニュースに接して、昨年の発売当初から買って積読してある『空飛ぶ広報室』を今日から読み始めました。
いつもの通り、選考会は16日に築地の新喜楽で開かれます。結果が楽しみなんですが、実は、前回の芥川賞を授賞された鹿島田真希「冥土めぐり」をまだ読んでいなかったりします。
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