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2013年4月19日 (金)

今年のゴールデンウィークの旅行動向やいかに?

やや旧聞に属する話題ですが、4月4日にJTBから今年の「ゴールデンウィークの旅行動向」の見通しが発表されています。海外旅行は昨年比で▲0.5%減の56.6万人と見込まれているものの、国内旅行が+1.0%増加して2223.0万人となり、合計の総旅行人数は+0.8%増加し過去最高の2,79.6万人に達すると見込まれています。まず、リポートから今年の旅行動向のサマリーを引用すると以下の通りです。

足元の景況感が改善し、旅行消費に前向き
・国内旅行が牽引し、総旅行人数は過去最高の2,79.6万人
・海外旅行人数は昨年比▲5.0%の56.6万人
2012年に次いで過去2番目の水準 ハワイ好調、欧州堅調

ということで、このJTBのリポートからデータを引用して2000年以降のゴールデンウィークの旅行動向について、国内旅行と海外旅行の合計である総旅行者数とその総消費総額をプロットすると以下のグラフの通りです。

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今年のゴールデンウィークの旅行の特徴は、上の引用やグラフから明らかな通り、総旅行者数としては過去最高で、私のようなエコノミストの表現ではなく一般的ないい方として、まずまず景気はいいことが伺えます。しかし、海外旅行が減少して国内旅行がそれを補って余りある増加を示したのは、為替が円安に振れているということもありますが、カレンダー要因が大きいんではないかと私は想像しています。すなわち、休日の並びがよくないんではないかと思います。下の画像は総合旅行情報サイト「トラベルコちゃん」のサイトからの引用です。

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旅行情報サイトらしく、「有給3日で10連休!」というのがウリなんでしょうが、逆にいえば、3日も休暇を取る必要があるともいえます。このあたりは、"Half Full, Half Empty." の世界ですから、何ともいえませんが、海外旅行するためにそんなに休暇は取れない、あるいは、カレンダー通りに登校する子供がいる、というのはカレンダー要因が海外旅行にはマイナスとなる可能性があることを示しているといえます。その点、一泊二日でも行ける国内旅行はカレンダーに左右される影響度合いは小さいといえます。

我が家はもう5-6年の間、ゴールデンウィークには旅行していないような気がします。一時期、私が地方大学に単身赴任していたのも一因ですが、子供達が高校生や中学生になって、一家で旅行する機会がめっきり減る時期に差しかかっているんではないかと思っています。

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