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2013年5月20日 (月)

ゴールデンウィークの消費は実は盛り上がらなかったのか?

やや旧聞に属する話題ながら、先週金曜日の5月17日に、ネット調査大手のマクロミルから「2013年ゴールデンウィークの振り返り」と題する調査結果が公表されています。今年のゴールデンウィークのお出かけ日数は昨年と同水準で、消費もそれほど盛り上がらなかった、との結果が示されています。まず、マクロミルのサイトから調査のポイントを3点引用すると以下の通りです。

トピックス
・GWのお出かけ日数は"昨年と同水準"に推移
・GWの消費金額、アベノミクス効果はまだ顕著に見られない?
・イベントや体験など"コト"への出費は堅調、"モノ"に対しては節約意識が根強く

4月19日付けのエントリーで取り上げた JTB のリポートでは、カレンダーの並びのために海外旅行が減る一方で国内旅行が増えて、今年のゴールデンウィークの旅行消費は昨年の8,934億円から9,245億円と前年比で+3.5%増加する、と予想されていたんですが、事後的にはマクロミルの調査で反対の結果が出ました。以下、グラフを引用しつつ簡単に紹介します。

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まず、上のグラフは、1週間当たりの平均外出日数を昨年と今年でプロットしています。ただし、単なる外出ではなく、「特別な買物やレジャー、会合などで外出した日数」に限っています。4月は昨年を下回る傾向が続いていましたが、ゴールデンウィークに入ってようやく昨年の水準に戻ったようで、平均お出かけ日数は、5月第1週の連休前半が1.6日、5月第2週の連休後半が1.9日でした。いずれも、昨年をやや下回っています。

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次に、上のグラフは、1週間当たりのモノやサービスに使った平均金額です。家賃やローン・公共料金・電話料金など毎月の支払いを除く額ですが、必ずしもお出かけや旅行の消費というわけではありません。4連休があった5月第2週になってようやく18,000円に達し、それまでの週より出費金額が増えたものの、昨年より▲5%超のマイナスでした。総じて前年を下回っているのは見ての通りです。

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特に消費が多かった5月第2週に購入・利用した商品・サービスを調べた結果が上のグラフの通りです。横軸がパーセントになっているので、私にはわけが分からないんですが、取りあえず、昨年と今年の比較のみで考えると、「外食」、「プレゼント・ギフト」、「国内旅行」が昨年から増加している一方で、「お酒」、「書籍・雑誌」、「化粧品」などはマイナスとなりました。なあお、「洋服」はプラスだったりするんですが、総じて、イベントや体験など「コト」に対する出費は堅調ながら、「モノ」の購入に対しては買控えや節約意識が根強く残っている、と分析されています。旅行に使う、という意味では JTB のリポートと整合的な気がします。ただし、JTB のリポートに加えて、旅行以外の「モノ」消費にはいかにもデフレ的な消費行動が示されている、ということなのかもしれません。別の観点ながら、出歩いた日数が減ったにもかかわらず外食や旅行で使った額が増えたのであれば、このグラフの見方がイマイチよく分からないのでホントにそうなのか自信がありませんが、もしそうだと仮定すれば、単価が上がったという結論になります。さらに別の観点で、「モノ」と「コト」なのか、「ハレ」と「ケ」なのか、どちらかは判然としませんが、消費行動が日常生活以外のところで変化して来ている可能性が示唆されているのかもしれません。

大雑把に、昨年11月の衆議院解散以降、年末年始、年度末・年度初めとともにゴールデンウィークは消費の動向を探るひとつの機会でした。次はボーナスシーズンということになりますが、ゴールデンウィークはお正月とともに必需性よりも選択性の強い消費が観察されることはいうまでもありません。その意味も含めて、とても興味深い結果だと受け止めています。

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