第150回芥川賞と直木賞が決まる
広く報じられている通り、昨夜、選考会が開かれて第150回芥川賞と直木賞が決定しました。芥川賞は小山田浩子「穴」(『新潮』9月号) に、直木賞は朝井まかて『恋歌』(講談社) と姫野カオルコ『昭和の犬』(幻冬舎) に、それぞれ授賞されることとなりました。誠におめでとうございます。
なお、これらの受賞作のうち、姫野カオルコ『昭和の犬』についてはすでに読んでいて、昨年2013年11月16日付けのエントリーで読書感想文をアップしています。このクラスの受賞作品を事前に読んでいるなど、世間からかなり遅れて読書している私のような鈍な人間にはめずらしいことです。自慢したくして仕方ありません。もっとも、読書感想文で「この作品は代表作とはならない」と書いてしまっています。直木賞を授賞されたんですから、代表作となりそうな気がします。大いにします。これからは作品の評価について、やや高めにバイアスをかけて読書感想文を書きたいと反省しています。
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