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2014年7月11日 (金)

沖縄におけるプロ野球キャンプの経済効果やいかに?

いよいよプロ野球のペナントレースも重要な局面を迎えて、我が阪神は広島に2連勝した後、今夜から阪神・巨人戦3連戦ですが、先週、プロ野球のキャンンプ地としてすっかり定着した感のある沖縄の地銀のシンクタンクであるりゅうぎん総合研究所から「沖縄県内における2014年プロ野球春季キャンプの経済効果」が発表されています。私自身はエコノミストとして、こういった「経済効果」モノは極めて疑わしい目を向けるているんですが、まあ、週末前の軽い話題として、全文リポートのpdfファイルから図表を切り抜きつつ、ごく簡単に取り上げておきたいと思います。まず、りゅうぎん総合研究所のサイトからリポートの要旨を7点引用すると以下の通りです。

【要旨】
  • 2014年の沖縄県内におけるプロ野球春季キャンプの経済効果は、過去最高となる88億8,000万円となった。
  • これは、これまでで最も大きかった2011年の86億4,800万円を2億3,200万円上回ったことになる。
  • 観客数は、約31万9,500人と過去最高となった。そのうち、県外客は5万1,000人と推察され前年より約8,000人増加した。観客数の増加要因として、広島東洋カープのキャンプが再開されたことやWBC日本代表の宮崎合宿の影響がなかったこと、概ね天候に恵まれたこと、好調な観光を背景とした県外から観客数が増加したことなどが挙げられる。
  • 経済効果が過去最高となったのは、県外からの観客の大幅増による宿泊費、飲食費の増加や練習施設の整備費の増加などが挙げられる。
  • また、経済効果を産業別に多い方からみると、宿泊業13億5,900万円、製造業11億4,300万円、飲食店10億6,000万円などの順であった。
  • 経済効果を球団別にみると読売巨人軍が21億6,500万円と最も多く、次いで阪神タイガースが14億4,100万円であった。
  • 沖縄県はスポーツコンベンションを推進しており、Jリーグ、bjリーグなどと併せスポーツを通した地域振興は、今後も大いに期待される。

えらく長くて、サマライズする能力に疑問を感じさせる【要旨】と感じる人もいるかもしれませんが、知っていることはすべて【要旨】に盛り込もうとする積極姿勢は大いに歓迎すべきと私は受け止めています。

photo

上のグラフは、リポートから 2014年プロ野球春季キャンプにおける産業別の経済効果 を引用しています。当然ながら、宿泊業や飲食店などが上位になっており、製造業というのは土産品の製造や食品加工と解説されています。締めて88億8,000万円の経済効果は先にお示しした【要旨】の最初の項目にある通りです。

それにしても、なぜか球団別の経済効果は巨人、阪神しか順位も金額も明らかにされていません。何らかの差し障りがあるのか知りませんが、【要旨】に見られるように、分かったことはすべて明らかにするという方針を貫いて欲しい気もします。

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