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2014年8月28日 (木)

世論調査に見る年代別の満足度や国民生活の向上感やいかに?

今週月曜日の8月25日に内閣府から「国民生活に関する世論調査」の結果が公表されています。先週末の読書感想文のブログで取り上げた古市憲寿の満足して幸福な若者論などと関連する部分、特に満足度について年齢別の現状や先行き見通しのグラフを引用して簡単に紹介したいと思います。

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まず、「国民生活に関する世論調査」のサイトから 図1 去年と比べた生活の向上感 を引用しています。去年から今年への生活の向上感ですから、「同じようなもの」が圧倒的に大きいシェアを占めているんですが、これをあえて無視して「向上」と「低下」だけで各世代を見ると、圧倒的に若い世代ほど向上感の比率が大きく、高齢化するほど低下感のシェアが高いことが見て取れます。

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同じようなものですが、「国民生活に関する世論調査」のサイトから 図3 現在の生活に対する満足度 を引用すると上の通りです。これも「まあ満足」が各世代で60%超の圧倒的なシェアを示している一方で、「満足」のシェアと「やや不満」と「不満」を加えたシェアを比較すると、男性よりも女性の方が満足感がやや高く、年齢階級を横軸に取って世代別にみると、満足感は40代をボトムにU字型の折れ線グラフを描くことが読み取れます。ほぼ万国共通で、若い世代では満足感が高く、中年に至るまで満足感が低下し続け、中年期をボトムに高齢期に向かって満足感が高まる、というシェイプが見られるんですが、日本の世代別満足感のボトムは他の先進国に比べて少し年齢層が高い、というのが幸福度研究の現時点までの研究成果だったと私は認識しており、40代がボトムとなっているこの世論調査結果は日本以外の先進国の結果にかなり近づいていると受け止めています。

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最後に、「国民生活に関する世論調査」のサイトから 図30 今後の生活の見通し を引用しています。最初に引用した 図1 去年と比べた生活の向上感 にかなり近く、ほぼ年齢層が若いほど先行きの楽観的な見方が多く、逆に、高齢者ほど先行きに対して悲観的な見方が多く示されています。これら3つの世論調査結果を見て、若者が置かれた客観的な状況はともかく、主観的な幸福度や先行きに対する楽観的な見方などは「幸福な若者」と称するにふさわしい結果であろうと私は考えています。やや不思議な気がしないでもないんですが、それはともかく、社会学的な解明もさることながら、経済学的な解明を試みた最近の参考論文へのリンクを以下に示します。ご参考まで。

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