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2016年5月26日 (木)

企業向けサービス物価はプラスを維持するもこう着状態が続く!

本日、日銀から4月の企業向けサービス価格指数(SPPI)が公表されています。ヘッドラインの前年同月比上昇率は+0.2%を記録し、国際運輸を除くコアSPPIも同じ+0.4%の上昇率となっています。いずれも、前月と同じ上昇率でした。まず、日経新聞のサイトから記事を引用すると以下の通りです。

4月の企業向けサービス価格、前年比0.2%上昇 上昇と下落品目数同じ
日銀が26日発表した4月の企業向けサービス価格指数(2010年=100)は102.9と前年同月比0.2%上昇した。前年比での上昇は34カ月連続。「国内の需給拡大を背景に値上げの動きは続いたが、前年に比べると値上げ幅の縮小が多かった」(調査統計局)という。伸び率は3月と同じだった。
品目別に前月と比較すると、情報通信でインターネット接続手数料が引き上げられたことや、ソフトウエア開発の受注が好調で人材不足となり、外注単価の上昇したことなどから伸び率が拡大した。そのほか、広告でインターネット広告の検索連動型やバナー広告が値上げ幅を拡大した。
諸サービスでは宿泊サービスが前年同月比9.7%上昇した。上昇は15年12月以来4カ月ぶり。国内ビジネス客や外国人観光客の需要が好調だった。
一方、運輸・郵便では道路貨物輸送や道路旅客輸送が上昇幅を縮小し、下落につながった。貨物貸し切り輸送でトラックドライバーの人件費や燃料費の上昇が一巡したことや、軽油価格の引き下げが影響した。
全147品目のうち、上昇品目、下落ともに53で、上昇品目と下落品目の差はゼロとなり、13年9月(マイナス3以来)の低い値となった。

いつもながら、包括的によく取りまとめられた記事だという気がします。次に、SPPI上昇率のグラフは以下の通りです。サービス物価(SPPI)と国際運輸を除くコアSPPIの上昇率とともに、企業物価(PPI)上昇率もプロットしてあります。SPPIとPPIの上昇率の目盛りが左右に分かれていますので注意が必要です。なお、影をつけた部分は景気後退期を示しています。

photo

最初に書きましたように、ヘッドラインのSPPIもコアSPPIも3月から上昇率は変わらずでした。というのは、4月は財政年度が始まり、学校も新学期ですから、価格改定の時期に当たるわけで、場合によってはインフレ基調が鮮明になることも考えられると予想していたんですが、基調の変化をもたらすような価格上昇は起こらなかったようです。ただ、引用した記事にもある通り、インターネット接続料金の改定があり、前年同月比で見て情報通信が大きな寄与度差を生じています。結局、国際商品市況における石油価格の下落の影響をモロに受けた財価格が低迷している一方で、人手不足のインパクトの方が大きいサービス価格は前年比でプラスを続けている現状は大きくは変わりありません。少し前にこのブログでは膠着状態と書いたような気がしますが、まさにそれが続いているわけなんでしょう。小幅に、インターネット広告や事務所賃貸が前月に比べて寄与度差プラスを示し、土木建築サービスやプラントエンジニアリング、また、道路貨物輸送などが寄与度差マイナスを記録しています。下落幅が大きい品目として、外航貨物輸送が▲24.4%、国際航空貨物輸送が▲13.8%、それぞれ下落していますが、荷動きの鈍さに加えて、原油安や円高が影響しているものと受け止めています。

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