国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)による「グローバル・トレンズ2015」やいかに?
昨日6月20日は1974年に「アフリカ統一機構難民条約」が発効したことを記念する「世界難民の日」World Refugee Day であり、ここ何年か国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)から「グローバル・トレンズ2015」 Global Trends 2015 が公表されています。今夜は帰宅が遅くなりましたが、国際機関のリポートを取り上げるのはこのブログの特徴のひとつでもあり、簡単に画像なりとも示しておきたいと思います。
上の画像はUNHCRのサイトにあるインフォグラフィックのひとつです。2015年末時点で家を追われた人の数は6530万人と初めて6000万人を超え、2014年末の5950万人からかなり増加していますが、6530万人のうち先進諸国で庇護申請を行なったのは320万人、難民は2130万人、国内避難民は4080万人であったことが上のインフォグラフィックから判ります。
続いて上のグラフは、pdf の全文リポートから p.06 Fig.1 Trend of global displacement & proportion displaced を引用しています。年々の難民の推移なんですが、2012年ころから増加が加速しているのが見て取れます。
やや強引ながら「経済評論のブログ」に 分類しておきます。
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