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2016年7月14日 (木)

ピュー・リサーチによる米国とオバマ政権に関する国際世論調査結果やいかに?

昨夜の熊本地震の影響に続いて、これまた、とても旧聞に属する話題なんですが、私がよく参照している世論調査機関であるピュー・リサーチ・センターから6月29日に米国に関する国際世論調査結果である "As Obama Years Draw to Close, President and U.S. Seen Favorably in Europe and Asia" が公表されています。もちろん、pdfの全文リポートもアップされています。米加両国の北米のほか、欧州10国、アジア太平洋4国を対象にした国際世論調査です。タイトル通りに、オバマ政権2期8年間も評価されていたりします。いくつか、図表を引用しつつ簡単に紹介しておきたいと思います。

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まず、上のグラフは欧州10国を対象とした米国大統領への信頼度です。2001年から2016年までの時系列で示されています。ブッシュ前大統領が任期8年間かなり低位で推移したのに対し、オバマ現大統領はかなりの信頼を集めているといえます。このグラフには現れませんが、欧州の例外はギリシアです。欧州ではギリシアのみ米国をはじめとする外国に対する評価が厳しくなっているような気がします。債務削減でアレコレいわれているわけですから、当然かもしれません。

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次に、上のグラフは米国に対する好感度です。米加に加えて欧州10国とアジア太平洋4国の調査対象が網羅されています。意外とカナダの米国に対する好感度が低いのが読み取れますが、欧州ではポーランドとイタリア、アジア太平洋では日本の好感度が高くなっています。ギリシアは債務問題への対応などに起因すると私は認識しているんですが、諸外国には押しなべて厳しい見方をしているような気がしてなりません。そのギリシアに次いで米国への好感度が低いのが中国です。

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続いて、上のグラフは米国の影響力低下の認識に関する意識調査の結果です。10年前との比較で問うています。日本は米国への好感度が高い一方で、米国の影響力や重要性の低下がかなり大きい、というか、正確には、世界における米国の重要性の低下が大きいと受け止めているようです。日本では米国に対する好感度とともに期待も大きそうです。逆に、インドでは10年前から米国の重要性は低下しておらず、むしろ上昇していると考える人の方が多いようです。これは私には理解できません。また、ギリシア、ポーランド、イタリアなどでもインドと同じように、米国の重要性は増しているという意識の方が大きいという結果が読み取れます。

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最後に、米国以外の調査対象国において、世界のリーダーに対する信頼度の調査結果です。すなわち、信頼度の対象は、米国のオバマ大統領、ドイツのメルケル首相、ロシアのプーチン大統領、中国の習主席、加えて、米国大統領候補のクリントン候補とトランプ候補となっています。とても興味深い結果が示されていますが、やっぱり、というか、何というか、米国大統領候補としては、多くの国でトランプ候補よりもクリントン候補が支持を集めているようです。トランプ候補は、日本を含むいくつかの国では、1ケタの支持しかないようです。何となく判る気もしないでもありません。

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