ノーベル賞を予想するクラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞やいかに?
すでに広く報じられている通り、今週はいわゆるノーベル賞ウィークであり、ノーベル賞の受賞者の発表が明日の月曜日10月2日の医学生理学賞から順次明らかにされます。すなわち、3日は物理学賞、4日は化学賞、5日は慣例によりまだ公表されていないものの文学賞が予定され、6日は平和賞、週末の土日をはさんで、9日はいよいよ経済学賞です。ということで、昨年までトムソン・ロイターから明らかにされていた引用栄誉賞が、今年からクラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞として、9月20日にプレス・リリースされています。経済学の引用名誉賞が授賞されるのは、以下の通り、3分野から6人です。なお、画像の引用元はどこか失念してしまいました。悪しからず。
さすがに、私の専門からして、3番目の企業財務=コーポレート・ファイナンスの意思決定に関する研究で上げられている先生方は、お名前を聞き及んだくらいですが、最初の行動経済学と2番目労働経済学については以下の代表的な論文に目を通した覚えがあります。
- Loewenstein, George (2000) "Emotions in Economic Theory and Economic Behavior," American Economic Review 90(2), May 2000, pp.426-32
- Hall, Robert E. (1978) "Stochastic Implications of the Life Cycle-Permanent Income Hypothesis: Theory and Evidence," Journal of Political Economy 86(6),December 1978,pp.971-87
さて、ノーベル賞ウィークの結果、特に、今年こそノーベル文学賞に村上春樹さんは選ばれるんでしょうか?
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