マクロミルによる「新社会人の意識調査 (2018年)」の結果やいかに?
毎年、新入社員の意識調査についてはいくつか参照しているんですが、マクロミルの「新社会人の意識調査 (2018年)」について、簡単に取り上げておきたいと思います。まず、マクロミルのサイトからTOPICSを5点引用すると以下の通りです。
TOPICS
- 新社会人の59%が、"第1希望"に就職。過去11年間で最高
- 就職先へのイメージ、入社前と「ギャップがあった」44%。ギャップの内容で最多が「残業が多い」
- 3割超が、"就職先がブラック企業ではないか"と感じたこと「あり」
- 管理職以上の役職志望率、新社会人全体では62%。男性は79%、女性は45%
- 理想の職場を各ランキングの1位から再現! 社長「内村光良」、上司・先輩「城島茂」、同期「大谷翔平」、後輩「神木隆之介」
いくつかマクロミルのサイトから図表を引用すると、上の折れ線グラフは 第1希望への就職率 をプロットしています。一昨年2016年の50.5%や昨年2017年の50.0%から、今年2018年は58.5%に大きくジャンプしています。リーマン・ショック直前の2008年よりも高い水準です。ここ何年か就活は人手不足の売り手市場といわれてきましたが、特に今年2018年は第1志望への就職率にそれが現れているようです。
次に、マクロミルのサイトから 就職先に対する、入社前のイメージとギャップ内容 上位5位 を引用すると上のグラフの通りです。「残業が多い」で28.7%、次いで、「仕事がつまらない」と「給与が少ない」がともに25.3%、「有給休暇が取得しづらい」20.7%、「研修内容が不十分」19.5%と続いています。
次に、マクロミルのサイトから 勤め先が「ブラック企業ではないか」と感じた経験の有無 のグラフを引用すると上の通りです。最近2年間、すなわち、2017-18年で社会的関心の高まりとともに30%を超えるようになっています。
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