今日から横浜で始まった第7回アフリカ開発会議(TICAD7)に期待する!
今日8月28日から3日間の予定で横浜市のパシフィコ横浜にて第7回アフリカ開発会議 (TICAD7) が開催されます。"TICAD" とは、Tokyo International Conference on African Development (アフリカ開発会議) の略であり、アフリカの開発をテーマとする国際会議です。1993年の TICAD Ⅰを東京で開催して以来、日本政府が主導して、国連、国連開発計画、世界銀行、アフリカ連合委員会と共同で数年おきに開催しています。2016年にケニアの首都ナイロビにて開催された第6回アフリカ開発会議(TICAD Ⅵ)で採択される「ナイロビ宣言」では、アフリカの緊急の課題として(1)産業化、(2)保健、(3)社会の安定、の3本柱を立て、それぞれに女性や若者、および障害者など脆弱性を抱えた人々を重視する必要性を強調しました。
私個人にとって、経済開発も含めて働いた経験は、アジアの国インドネシアの首都ジャカルタと中南米チリの首都サンティアゴだけで、実は、アフリカには行ったことすらないんですが、2015年に採択された国連「持続可能な開発目標」(SDGs) 推進のためにはアフリカが重要な役割を担うことはいうまでもありません。アフリカ開発に関して日本が明示的に貢献し、会議名に「日本」、というか、正確には「東京」が入る数少ない国際会議です。今は開発経済学からやや離れたお仕事をしていますが、私も大いなる期待をもって注目したいと思っています。
最後に、どうでもいいことながら、第6回会議までローマ数字を使っていたように私は記憶しているんですが、今回第7回会議からロゴに入れやすいのか、アラビア数字を使うようになったみたいです。
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