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2020年10月25日 (日)

キース・ジャレットのピアノのない未来

少し前のニューヨーク・タイムズの記事 "Keith Jarrett Confronts a Future Without the Piano" で明らかにされたように、現在のジャズ・ピアニストの最高峰の1人であるキース・ジャレットが沈黙を破り、2018年の脳卒中の後遺症により、Mr. Jarrett, 75, broke the silence, plainly stating what happened to him: a stroke in late February 2018, followed by another one that May、左半身に麻痺が残り、My left side is still partially paralyzed、もはや公衆の前で演奏できない、It is unlikely he will ever perform in public again、とインタビューを受けています。私の見立てでも、歴史上のバド・パウエルとかは別にして、現在時点でのジャズ・ピアニストはキース・ジャレットとチック・コリアの2人が抜きん出ていると考えています。引用した記事にもあるように、キース・ジャレットが75歳、そして、チック・コリアも79歳です。ひるがえって、我が国最高のジャズ・ピアニストの1人である小曽根真はまだ60歳に達していません。上原ひろみや山中千尋はアラフォーではないかと思います。いろいろあるんでしょうが、死後半世紀を経てまだ未発表録音が発掘されるジョン・コルトレーンとは違うんだろうとか、私自身が還暦を超えて、とめどなく考えがまとまりません。

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