インテージ調査による今年売れたもの売れなかったものやいかに?
調査会社大手のインテージから、先週12月7日と昨日12月14日の2回に渡って、「2020年、今年売れたものランキング」と「2020年、今年販売苦戦したランキング」が明らかにされています。前者の「2020年、今年売れたものランキング」はすでにインテージのサイトにアップされているんですが、なぜか、後者はまだインテージのサイトにはポストされていません。仕方ないので、引用画像の統一性を図るという観点から、どちらも PRTIMES のサイトから引用しておきます。以下の通りです。
見れば判ると思いますが、上のテーブルが売れた方で、下は売れなかった方です。売れた方は、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の感染拡大防止の観点から、マスクや殺菌消毒剤が売れていたり、外出自粛の関係で家で過ごすのに適したグッズがランクインしているように見えます。なお、6位にランクインしている玩具メーカー菓子は「鬼滅の刃」関連がけん引していると解説されています。下の売れなかった方は、逆に、COVID-19の感染拡大のあおりを受けているんではないかと想像されます。化粧品がトップテンに5品ランクインしてしまっていますが、要するに、自粛して外出しないなら化粧品は不要、という意味なんだろうと私は考えています。9位にランクインしている総合感冒薬は、COVID-19対策により同時に風邪の予防が進んだ結果と解説されています。今年はインフルエンザの感染もかなり抑えられているようですし、ご同樣の要因なんだろうと私は受け止めています。ただ、インバウンドの激減もあるんではないか、と考えられなくもありません。いずれにせよ、それほどエコノミストの分析が必要な結果ではないような気もします。
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