森記念財団都市戦略研究所による「世界の都市総合力ランキング 2021」やいかに?
一昨日11月24日に森ビルで有名な森記念財団の都市戦略研究所から「世界の都市総合力ランキング 2021」と題するリポートの概要版が明らかにされています。
まず、縮小したためにものすごく見にくいのですが、都市戦略研究所のサイトから、48に上る対象都市を地図上に示した画像を引用すると上の通りです。次に取り上げる6分野の評価対象がレーダーチャートで示されており、大きい方が評価高く、1位がロンドン、2位がニューヨーク、3位が東京となっています。ランキングは最後の画像でも詳細を示します。
次に、同じく都市戦略研究所のサイトから、評価の6つの指標の画像を引用すると上の通りです。見れば明らかですが、上の経済から時計回りに、研究・開発、文化・交流、居住、環境、交通・アクセスの6分野となっています。
最後に、都市戦略研究所のサイトから、総合ランキングのグラフを引用すると上の通りです。対象が48都市ですので、48位まであるハズなのですが、まあ、適当に30位のヘルシンキで足切りしています。繰り返しになりますが、1位ロンドン、2位ニューヨーク、3位東京、4位パリ、5位シンガポール、などとなっています。リポートp.8で確認できる限り、2012年から10年連続で1位ロンドン、2位ニューヨークは変わっていません。東京は2016年にパリを抜いていたいの3位をキープしています。リポートp.11で分野別ランキングを詳しく見ると、東京の場合、評価対象の6分野のうち、経済、研究・開発、文化・交流、交通・アクセスの4分野ではコンスタントに4位となっているのですが、想像通り、というか、何というか、居住では9位、環境はもっと低くて17位となっています。まあ、そうなのかもしれません。日本国内では、東京の他に大阪と福岡が48対象都市に入っているのですが、居住と環境ではともに東京を下回った評価しか得ていません。まあ、これもそうなのかもしれません。
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