大いに話題になった文部科学省「『教師不足』に関する実態調査」の結果やいかに?
一昨日1月31日にいろんなメディアでいっせいに大きく報じられましたが、文部科学省から「『教師不足』に関する実態調査」の結果が公表されています。いろんなメディアでキャリーされていますが、文部科学省の1次資料のありかは以下の通りです。
結果を一言で表現すれば、2021年度始業日時点で義務教育である小・中学校の「教師不足」人数(不足率)は合計2,086人(0.35%)、2021年5月1日時点では1,701人(0.28%)、さらに、高校では始業日に217人(0.14%)、5月1日時点で159人(0.10%)、ということになります。教師が不足しているわけです。参考資料の詳細表ではない方のリポート「『教師不足』に関する実態調査」のp.4から教師不足の概要のテーブルを引用すると以下の通りです。リポートには他にいろんな資料が、例えば、都道府県別の教師不足とか、が収録さてています。都道府県別では、小学校の不足人数がもっとも大きいのが千葉県の91人、中学校では福岡県59人とかです。先にリンクを示した文部科学省のリポート・資料を見れば明らかです。
メディアの取り上げ方も大きかったのですが、まあ、この教師不足は何とかならんもんですかね。教師不足を痛感している学校教員の端くれとして、とても強く思います。
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