« 今週の読書は経済書2冊のほか計6冊 | トップページ | 明治安田総研のリポート「上昇を続ける国民負担率」を読む »

2023年7月23日 (日)

先進各国の最低賃金はどうなっているのか?

7月12日に経済協力開発機構(OECD)の Employment Outlook 2023 のInfographicを取り上げましたが、OECDのtwitterで最低賃金のグラフを見かけました。OECDのtwitterサイトから引用すると以下の通りです。

photo

明記してあるように、2020年12月から今年2023年5月までの累積の最低賃金の名目引上げ率とインフレ率を考慮した実質伸び率をプロットしてあります。グラフの中の一番下の日本に着目すると、物価上昇率が欧米先進国ほど高いわけではないとはいえ、最低賃金の名目伸び率はこのグラフに取り上げられた国の中でもっとも低くなっていますし、実質伸び率でもほぼゼロに近い、という結果になっています。そろそろ、最低賃金が厚生労働省の審議会で議論され始めています。大幅な最低賃金引上げが必要です。

|

« 今週の読書は経済書2冊のほか計6冊 | トップページ | 明治安田総研のリポート「上昇を続ける国民負担率」を読む »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 今週の読書は経済書2冊のほか計6冊 | トップページ | 明治安田総研のリポート「上昇を続ける国民負担率」を読む »