帝国データバンク「2024年の注目キーワードに関するアンケート」の結果やいかに?
先週木曜日の11月16日に帝国データバンクから「2024年の注目キーワードに関するアンケート」の結果が明らかにされています。詳細についてはpdfの全文リポートもアップロードされています。まず、帝国データバンクのサイトから調査結果を3点引用すると以下の通りです。
調査結果
- 2024年の注目キーワード、「ロシア・ウクライナ情勢」が73.2%でトップ、物価高や人手不足関連が上位に並ぶ
- 特に「ロシア・ウクライナ情勢」「中東情勢」「チャイナリスク」といった『海外情勢』をキーワードとして捉える企業は93.7%にのぼる
- 業界別、『運輸・倉庫』で「2024年問題」が突出して高く、『小売』は「食品・日用品価格」が目立つ
続いて、帝国データバンクのリポートから 2024年の注目キーワード トップ20(複数回答) を引用すると以下の通りです。

画像の右下に昨年2023年の注目キーワードが小さく示されています。相変わらず、ロシア・ウクライナ情勢がトップで、中東情勢も4位に入っています。こういった国際情勢に関するキーワードに続いて、物価高やインフレが続いているのは昨年と同じです。大きく異なるのはコロナ関連で、昨年はまだコロナの感染法上の扱いが2類でしたが、今年2023年5月に5類になってから、かなり極端に見方が変化したようで、来年の注目キーワードでは17位で大きく後景に退いています。それに代わって、物流・建設をはじめとするいわゆる2024年問題などの人手不足・人材確保が3番めに入っています。
来年のことをいうと「鬼が笑う」といいますが、果たしてどうなりますことやら。
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