« IMF「世界経済見通し」見通し編を読む | トップページ | 本日のドラフト会議の結果やいかに? »

2024年10月24日 (木)

今年のハロウィンをいかに遊ぶか?

今年もハロウィンの季節となり、先週金曜日10月18日にインテージから「ハロウィンに関する調査結果」が明らかにされています。まず、インテージのサイトから調査結果のポイントを5点引用すると以下の通りです。

[ポイント]
  • ハロウィンの予定がある人は約3割で昨年の1.2倍。女性15-19歳は7割に達し、男性20~30代も増加
  • 予算は昨年の1.2倍。コロナ前を上回る
  • 予算増の要因は『物価高』、「料理」「ハロウィン限定商品を買う」をはじめとする『身近な楽しみ方の広がりと増額』
  • 20代男性では「イベントに参加」「テーマパークへ行く」「お菓子を配る」などの予定が増加
  • 繁華街に繰り出す予定がある人は「安全か」を最重視(52%)。その他の『安全・安心・モラル』面も一定重視

ハロウィンについては、帰国子女の我が家の子供達が外国生活で楽しんできたこともあって、私もとても興味があり、いくつか図表を引用しつつ簡単に取り上げておきたいと思います。
まず、「ハロウィンにやりたいこと・行きたい場所がある」と回答した人は全体の28.3%に上っており、23.2%であった昨年の1.2倍となっています。年齢別性別に見ると、女性15-19歳は昨年より+19.3%ポイント増加して70.0%に達しており、男性でも20-29歳の層は昨年から+15.4%ポイント上昇して37.6%となっています。ちなみに、私が属している男性60-69歳ですら昨年から+2.3%の増加で12.5%と、8人に1人が何らかの予定があるという回答です。そして、エコノミストの観点から重要と考えているご予算については、ハロウィンに予定がある人の昨年の5,620円から1.2倍の6,565円に増加しています。

photo

ただし、ご予算が昨年に比べて「増える」とはいえ、その理由を複数回答で聴取したところ、インフレの影響という情けない理由の「物価高だから」が22%でトップ、次いで、「盛り上がりたい/楽しみたいから」が19%、「ハロウィン限定商品を買うから」が18%、「コロナが落ち着いているから」が17%、「外出することが増えたから/出かけるから」が17%、などと続いています。上のテーブルの通りです。

photo

そして、今年のハロウィンでやりたいこと・行きたい場所について、全員に複数回答で聴取したところ、もっとも多かったのは、昨年同様「ハロウィン限定商品を買う」で全体の10.8%となり、次いで「料理」の8.5%が続きました。昨年と比べて、この2項目は増加しています。また、3位以下の「お菓子を配る・もらう」の7.6%、「自宅の飾りつけ」の6.9%など、軒並み昨年から増加を示しているのが上のグラフから見て取れます。

photo

最後に、かつて我が家の子供達が楽しみにしていたハロウィンのイベントで、Happy Halloween Aoyama が青山三・四丁目商店会の主催で行われるようです。新型コロナウィルス感染症(COVID-19)パンデミックの時は見送られていたのですが、昨年に復活して今年も開催されるようです。我が家では、特に、下の子がとても楽しみにしていて、小学生のころに数キロ歩いてお菓子を集めるのに付き合った記憶があります。もう15年ほども前のお話です。そのころは、10月最後の金曜日の夕刻に青山通り沿いのエイベックスビルの前に集まって、お店の地図をもらっていました。でも、エイベックスは南青山のビルを売り飛ばして、赤羽橋だか、麻布十番だかに引越したという噂を聞き及んでいます。

|

« IMF「世界経済見通し」見通し編を読む | トップページ | 本日のドラフト会議の結果やいかに? »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« IMF「世界経済見通し」見通し編を読む | トップページ | 本日のドラフト会議の結果やいかに? »