帝国データバンク調査による「全国平均借入金利動向調査」やいかに?
先週金曜日の12月20日に帝国データバンクから「全国平均借入金利動向調査」の結果が明らかにされています。今年2024年3月から日銀が黒田総裁の当時の異次元緩和を終了して金利引き上げに踏み切りました。帝国データバンクの調査結果でもジワジワと借入金利が上昇していることが裏付けられています。帝国データバンクのサイトから 平均借入金利の推移 のグラフを引用すると以下の通りです。

上のグラフからも明らかな通り、2007年の2.33%から2021年まで平均借入金利は1%を下回る水準まで低下を続けましたが、2022-23年と2年連続で上昇し、2021年度0.97%、2022年度0.98%の後、2023年度には1.04%に達しています。依然として1%を少し上回るくらいの低い水準とはいえ、金利先高感は確実にあるわけで、先行きの景気を冷やさないか、私は今後の金融政策動向がとても気がかりです。
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