ニッセイ基礎研究所によるサステナビリティに関するキーワード認知度やいかに?
先週金曜日の12月20日に、ニッセイ基礎研究所からサステナビリティに関する意識と消費者行動の調査の一環として、キーワード認知度が明らかにされています。ほかにも、調査結果はありますが、ハッキリいって、それほど興味深いものでもなく、キーワード認知度について、今年2024年調査結果の日度の高低と昨年2023年調査結果からの変化を散布図でプロットしたグラフを引用すると以下の通りです。

見れば分かる通り、昨年2023年調査から統計的に5%水準の有意性でもって認知度が上昇しているのは、「3R/4R」(+4.8%ポイント)、「SDGs」(+3.7%ポイント)、「ウェルビーイング」(+3.7%ポイント)、「グリーン・トランスフォーメーション(GX)」(+1.3ポイント)の 4ワードのみである一方で、低下したのは、「再生可能エネルギー」(▲8.1%ポイント)をはじめとして14ワードに上ります。国連のSDGsの目標年である2030年まで残り5年ほどとなり、ニッセイ基礎研究所のリポートから言葉を借りれば、キーワード認知から見て消費者意識は踊り場にあるのかもしれません。
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