インテージ「2025年上半期、売れたものランキング」やいかに?
やや旧聞に属するトピックながら、先週月曜日の6月30日、インテージから「2025年上半期、売れたものランキング」が明らかにされています。金額ベースですので、令和の米騒動にためにコメがトップに来ています。まず、インテージのサイトから調査結果の[ポイント]を4点引用すると下の通りです。
[ポイント]
- 1位は米。前年同時期比184%。社会現象ともいえる価格高騰が要因。8位にも米飯類が入る
- 2位~4位は化粧品。おしろいはUVケア、美容液は高価格帯の商品が寄与。インバウンドも
- 上位15位までに食品・飲料は過半数の8つ。値上げの影響も、新しい需要をつかんだ商品あり
- 販売苦戦ランキング1位・オートミール、2位・検査薬。コロナ禍で売り上げを伸ばしたものが入る
一応、念のため、上半期とはいいつつ、データは5月分までだそうです。ということで、コンパクトによく取りまとめられている印象です。続いて、インテージのサイトから 2025年上半期の金額前年比・上位ランキング を引用すると下の通りです。
繰り返しになりますが、インフレを考慮せずに金額ベースということになれば、米の金額がトップとなります。インフレを考慮して数量ベースにすると、逆に、米は前年比マイナスの可能性もあると私は考えています。ついでながら、8位にもパックご飯などの米飯類が+15%増でランクインしています。興味深いところで、2位~4位は化粧品、5位は医薬品が入っています。いずれもドラッグストアで販売されているものだけに、インバウンドの影響は否定できませんが、コロナ禍の初期には口紅など化粧品カテゴリー全体が大きく落ち込んだので、それらが復活しつつあるとの見方もできます。続く6位の玩具メーカー菓子とはいわゆる食玩のことなのだろうと思いますが、ポケモンやドラえもん、あるいは、ワンピースや名探偵コナンなどのアニメを中心とする知的財産権に基づくIP商品は、もはや日本の競争力の中核をなしているとすらいえそうです。また、私は不勉強にして知らなかったのですが、7位のココアは腸活需要を取り込んでいるようです。はい、勉強になりました。
続いて、インテージのサイトから 2025年上半期の金額前年比・下位ランキング を引用すると上の通りです。ワースト1位のオートミールはコロナ禍の時期に健康需要を取り込み大きく伸びた一方で、今になって反動が出ているようです。コロナ禍前の2019年と比較して大きく伸びていますので、特に、最近売上げを減少させているという印象もない気がします。特に、私の関心を引いたのはワースト5位の新ジャンルです。税制改正により価格が引き上げられ、価格弾力性が大きいことから売上げを減らしています。アルコール飲料は押し並べて価格の影響が強いんだろうと想像しています。
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