ニッセイ基礎研究所リポート「縮小を続ける夫婦の年齢差」
昨日10月20日、ニッセイ基礎研究所から「縮小を続ける夫婦の年齢差」が明らかにされています。pdfでもアップロードされています。
このリポートの著者は、いわゆる「婚活」の実態を研究し続けてきたそうで、実に的確にも、「日本の少子化(出生大幅減)の主因は婚姻減(未婚化)である」と主張しています。はい、私も同じ考えで、フランスのように婚外子が決して無視できない国情であればともかく、日本では婚外子がきわめて少ないといえますので、したがって、少子化の対策の大きな眼目のひとつは婚姻の増加であると考えています。その上で、男性上位婚に対して社会的に理解がそれほど進んでおらず、したがって、いわゆる「婚活」のマッチングが適正ではないのではないか、という疑問があります。
上のグラフは、リポートから 夫婦の平均年齢差の推移 を引用しています。見れば明らかですが、通常のイメージから考えて、夫婦の年齢差はきわめて小さく、しかも、最近時点まで縮小してきている、という事実が読み取れます。初婚同士では1.4歳の違いしかなく、再婚も含めた婚姻全体でも2歳を下回ってきています。
最後に、このリポートでは言及ありませんが、米国のマッチングアプリのビッグデータなどから、ウッダーソンの法則が経験的に成り立つと考えられています。すなわち、女性は自分の年齢に近い男性、女性は30歳までは自分より少し上の男性を好む傾向にあるけれど、40歳に達した後は自分よりもやや年齢が下の男性を魅力的に感じる一方で、男性はほぼすべての年代で、20代前半の女性に魅力を感じる、というのがウッダーソンの法則です。ウッダーソンの法則は、例えば、ダイヤモンド・オンラインのサイトでデータとともに解説されています。このウッダーソンの法則を考え合わせると、日本の夫婦間の年齢差の縮小がどのような含意を持つのか、とても気にかかるところです。
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コメント
身につまされるウッダーソンの法則ですね。うちの娘そのものです。30代中盤で年下の男性を連れてきました(すぐ離婚)。男性の場合、若い女性を好みますが、上手くいくのは余程の金持ちですね。金持ちがハレムでも作らないと人口増加は望み得ないのかもしれませんが、現代では許されませんね。
投稿: kincyan | 2025年10月22日 (水) 05時18分
>kincyanさん
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>身につまされるウッダーソンの法則ですね。うちの娘そのものです。30代中盤で年下の男性を連れてきました(すぐ離婚)。男性の場合、若い女性を好みますが、上手くいくのは余程の金持ちですね。金持ちがハレムでも作らないと人口増加は望み得ないのかもしれませんが、現代では許されませんね。
>
はい、私もかなり晩婚で、30半ばの結婚なのですが、若くして結婚という人は、いわゆる「出来ちゃった婚」ではないか、という世間の偏見があるような気がします。
投稿: ポケモンおとうさん | 2025年10月22日 (水) 22時20分