2017年11月19日 (日)

小曽根真 Dimensions を聞く!

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我が国を代表するジャズ・ピアニストのひとりである小曽根真の最新アルバム Dimensions を聞きました。今年2017年8月のリリースで、収録曲は以下の通りです。すべて小曽根自身のオリジナルであり、最後の9曲目は for Bill Evans とされていて、同名のアルバムがバイブのゲイリー・バートンとのデュエットで出ており、私は聞いたことがあります。

  1. Dues
  2. Wishy Washy
  3. Mirror Circle
  4. Silhouette
  5. Flores do Lírio
  6. M.C.J.
  7. Angel's Tear
  8. Tag Me, Tag You
  9. Time Thread

20年ほど前からそうなんですが、このアルバムも「小曽根真 The Trio」としてクレジットしています。ジャズの場合はトリオといえば、ほぼほぼピアノ・トリオなんでしょうが、自分自身で The Trio と称しているのは、私の印象では、キース・ジャレットのトリオ、すなわち、ベースのゲイリー・ピーコックとドラムスのジャック・デジョネットのトリオが思い浮かびます。1980年代からですので、30年をはるかに超えたトリオとしての音楽活動ではなかろうかと思います。ということで、前置きが長くなりましたが、やはり安定した実力を聞かせてくれます。ライナー・ノートは小曽根自身が書いており、20年を超える The Trio の活動を振り返り、ライブを推奨している一方で、この10年振りのレコーディングもなかなかの出来栄えです。ジャズ・ピアニストとして、ビル・エバンスにとって重要だったのが、短期間ながらスコット・ラファロが務めたベーシストであったように、小曽根にとってはドラマーのペンの役割が大きいような気もします。いずれにせよ、70歳を超えたキース・ジャレットに対して、小曽根はまだ50代半ばですから、今後ますますの活躍を期待しています。

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2017年11月 5日 (日)

「ジャズ100年のヒット曲」Anniversary of Jazz を聞く!

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「ジャズ100年のヒット曲」Anniversary of Jazz を聞きました。2枚組CDで曲の構成は以下の通りです。

  • Disk 1 (Jazz Originals)
    1. Don't Know Why/Norah Jones
    2. Misty/Erroll Garner
    3. Maiden Voyage/Herbie Hancock
    4. Waltz for Debby/Bill Evans
    5. St. Thomas/Sonny Rollins
    6. Moanin'/Art Blakey and the Jazz Messengers
    7. Now's the Time/Charlie Parker
    8. Cleopatra's Dream/Bud Powell
    9. The Sidewinder/Lee Morgan
    10. Spain/Chick Corea
    11. The Girl from Ipanema/Stan Getz
  • Disk 2 (Jazz Standard)
    1. April in Paris/Count Basie
    2. Sing, Sing, Sing/Benny Goodman
    3. Take the "A" Train/Clifford Brown and Max Roach
    4. Say It (Over and Over Again)/John Coltrane
    5. What a Wonderful World/Louis Armstrong
    6. Autumn Leaves/Cannonball Adderley
    7. Days of Wine and Roses/Oscar Peterson
    8. You'd Be So Nice to Come Home to/Helen Merrill
    9. My Funny Valentine/Chet Baker
    10. A Lover's Concerto/Sarah Vaughan
    11. Unforgettable/Nat "King" Cole
    12. The Look of Love/Diana Krall
    13. Mack the Knife/Ella Fitzgerald
    14. Satin Doll/McCoy Tyner

1917年というのは、オリジナル・ディキシーランド・ジャズ・バンドが初めて「ジャズ」という単語を明記した商業用レコードを録音したらしく、これがジャズの起源として考えられているそうです。上のように、流石に比較的新しい、というか、どうしても音源の関係だと思うんですが、モダンジャズからコンテンポラリー中心に、豪華なコンピレーション・アルバムとなっています。ただ、理由は不明ですが、Bluesette に収録されている Five Spot after Dark が抜けているのは私には理解不能です。アルバムCD1枚に縮められても収録すべき名曲です。それから、女性ボーカルが多く収録されているのは日本人の好みなんだろうと理解しています。冒頭のノラ・ジョーンズとか、ダイアナ・クラールなんて、サラ・ボーンやエラ・フィッツジェラルドと並べて聴くような名曲なんでしょうか。私には判りかねます。エラの「マック・ザ・ナイフ」は貴志祐介の『悪の教典』で、 蓮実がよく口ずさんでいた曲だとされていて、下の倅と私で図書館からCDを借りて聞いた記憶があります。このCDに収録されているベルリンでのライブだったハズです。

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2016年11月27日 (日)

Sounds of BLUE GIANT を聞く!

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『ビッグコミック』にて絶賛連載中の石塚真一によるジャズを題材としたマンガ「BLUE GIANT」にまつわる名曲を集めたオムニバスのアルバム「Sounds of BLUE GIANT」を聞きました。昨年2015年7月のリリースです。ついでながら、2013年にはコミックと同名の同じようなコンピレーション・アルバムもリリースされています。また、コミックの方は今年2016年9月か10月から主人公の宮川大の海外進出に伴って、「BLUE GIANT SUPREME」として継続しています。なお、海外進出先はドイツでミュンヘンに降り立った、らしいです。また、すでに発売されている2枚のCDを単純に組み合わせただけのCD2枚組アルバムも発売されているようです。まず、アルバムに収録されている曲の構成は以下の通りです。

  1. Olive Refractions/Johnny Griffin
  2. I'm a Fool to Want You/Dexter Gordon
  3. Moment's Notice/John Coltrane
  4. A Night in Tunisia/Sonny Rollins
  5. Moanin'/The Jazz Messengers
  6. Well, You Needn't/Thelonious Monk
  7. Cherokee/Clifford Brown & Max Roach
  8. Countdown/John Coltrane
  9. Time Was/John Coltrane
  10. Maiden Voyage/Herbie Hancock

ジャケットの画像から明らかな通り、コミック主人公の宮川大はテナー・サックス奏者ですから、当然、テナー・サックスの名曲が収録されています。4曲目まではリーダーがテナー奏者ですのでそのままなんですが、ライナー・ノートにしたがえば、5曲目のメッセンジャーズの名曲のテナーはベニー・ゴルソンですし、6曲目はモンクのオールスターバンドでテナーはコルトレーンとコールマン・ホーキンスだそうです。7曲目のクリフォード・ブラウンとマックス・ローチのクインテットの当時のテナーはハロルド・ランド、最後のハービー・ハンコックのクインテットのテナーはウェイン・ショーターです。どうでもいいことながら、最初のジョニー・グリフィンの曲はアルバム「リトル・ジャイアント」に収録されており、「ジャイアント」つながりが意識されているのかどうか、面白いところかもしれません。小柄だったグリフィンに比べて、2曲目のデクスター・ゴードンはとても大柄だったといわれています。
私はマンガの方は読んでいないので何ともいえず、どうしても、コルトレーンが多くなってしまうのは判る気もしますが、モダン・ジャズ全盛期のテナー奏者として、ハンク・モブレーやボビー・ジャスパーなんかも収録して欲しかった気がしないでもありません。もっとも、2013年の1作目のオムニバス・アルバムを聞いていないので何ともいえません。それから、このアルバムに収録された10曲のうち4曲までがモノラル録音です。大雑把に1950年代半ばにはステレオに移行しているハズですので、60年以上前の曲も多く収録されていることになります。ですから、決して音質はハイレゾではあり得ません。その点も注意が必要かもしれません。もっとも、私の好みのモダン・ジャズです。それは間違いありません。

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2016年11月13日 (日)

菊地成孔「機動戦士ガンダム サンダーボルト」サウンドトラックを聞く!

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菊地成孔による「機動戦士ガンダム サンダーボルト」サウンドトラックを聞きました。まず、全17曲の構成は以下の通りです。

  1. サンダーボルト・メインテーマ用
  2. 戦闘中(激戦状態)用
  3. SE 1 1950年代擬似 (フル・アコースティック)
  4. 戦闘開始用
  5. 戦闘配置用
  6. 出撃用
  7. SE 2 2050年代擬似 (フル・エレクトリック)
  8. 白い部屋
  9. あなたのお相手
  10. イエスのガール
  11. 女の子に戻るとき
  12. 年寄りになれば
  13. ただ泣くだけ
  14. 月のカクテル
  15. ただ2人だけ
  16. あたしのカントリー・ソング
  17. RONALD REAGAN OTHER SIDE / dCprG

サウンドは、やっぱり、菊地成孔です。私のようなアラ還の中年ジャズファンからすれば、かなり前衛的に聞こえます。まあ、エリック・ドルフィーでもそうなんですから仕方ありません。それにしても、ガンダムと菊地成孔というのは、結構意外な組み合わせでしたが、なかなかサマになっています。

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2016年11月 3日 (木)

山中千尋の最新アルバム「ギルティ・プレジャー」を聞く!

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山中千尋の最新アルバム「ギルティ・プレジャー」を聞きました。デビュー15周年記念だそうで、ホーンのないトリオによる演奏です。まず、曲目構成は以下の通りです。

  1. Clue
  2. Guilty Pleasure
  3. Caught in the Rain
  4. Life Goes On
  5. The Nearness of You
  6. At Dawn
  7. Hedge Hop
  8. Moment of Inertia
  9. Guilty Pleasure Reprise
  10. Meeting You There
  11. Thank You Baby

5曲目の The Nearness of You のスタンダードを除いて、1曲目から9曲目までが山中のオリジナル曲ですが、4曲目の Life Goes On はどこかで聞いた記憶があります。サイドは脇義典のベースとジョン・デイヴィスのドラムスが固めます。最近の何枚かのアルバムで感じていた違和感が私なりに吹っ切れたようで、やっぱり、ピアノ・トリオの演奏のよさを感じてしまいました。ゆったりとしたバラード系の曲が多い印象ですが、アップテンポの曲でもさすがに聞かせます。今まで何度か、このピアニストの最高のアルバムは澤野からメジャーに移るころで、私の一番のオススメはメジャー・デビュー作の「アウトサイド・バイ・ザ・スイング」 Outside by the Swing と公言してはばからなかったんですが、ひょっとしたら、このアルバムが現時点での彼女の最高傑作かもしれない、と思い始めています。この編成がレギュラー・トリオになれば、上原ひろみのような飛躍が望めるかもしれません。
下の動画は Universal Music からアップされており、このアルバムの1曲目のシーンです。

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2016年10月23日 (日)

纐纈歩美「アート」を聞く!

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纐纈歩美のニュー・アルバム「アート」を聞きました。今年5月のリリースです。恥ずかしながら、私はよく知らなかったんですが、NYシリーズの第3弾だそうです。アルバムのタイトル「アート」は同じアルトサックスのアート・ペッパーにちなんでのタイトルらしいです。でも、アートのファースト・ネームを持つジャズメンはいっぱいいそうな気がします。少なくとも私が聞いたことのあるアルバムだけでも、「モダン・アート」のタイトルのアルバムが2枚あって、アート・ペッパーとアート・ファーマーがそれぞれ出しています。ということで、曲の構成は以下の通りの8曲です。

  1. Cool Bunny
  2. Straight Life
  3. Imagination
  4. Diane's Dilemma
  5. Besame Mucho
  6. Holiday Flight
  7. Patricia
  8. When You're Smiling

纐纈歩美がアルト・サックスでジャズを演奏し始めた高校1年生のころに「アート・ペッパー・ミーツ・ザ・リズム・セクション」を聴いて、アート・ペッパーの音色に魅了されたということで、上の2曲目と3曲目は「アート・ペッパー・ミーツ・ザ・リズム・セクション」から、また、1曲目と4曲目と8曲目は「モダン・アート」に収録されています。そのほかの曲も、何らかの意味でアート・ペッパーゆかりの曲だそうです。ただ、ブルースの演奏についてはさすがに差があると感じざるを得ませんし、纐纈歩美としても、前の「バラーディスト」の方がサックスの鳴りもよかったし、演奏全体の完成度が高かったような気もします。もっとも、これも本家アート・ペッパーとの比較をしてしまうのが原因かもしれません。何よりも、バックのリズム・セクションに負けているではないか、という曲がいくつかあります。ベサメ・ムーチョはスペイン語の歌詞をまったく理解していないような気もします。ちょっと残念。とても残念。

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2016年10月16日 (日)

Kei Nishikori meets Nujabes を聞く!

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Nujabes こと、瀬葉淳の曲を精神集中のために試合前に聞く、とうそぶいたテニス・プレイヤーの錦織圭がコンピレーションしたアルバム Kei Nishikori meets Nujabes を聞きました。今年2016年2月26日にリリースされています。この2月26日というのは瀬葉淳の命日だそうです。2010年に36歳で交通事故により亡くなっています。まず、アルバムの曲の構成は以下の通りです。

  1. Another eflection
  2. Spiritual State
  3. Luv (sic) pt2
  4. The Final View
  5. A day by atmosphere supreme
  6. Luv (sic) pt4
  7. Beat laments the world
  8. City Lights
  9. Luv (Sic)
  10. Horizon
  11. Luv (sic.) pt3
  12. Feather
  13. Searching For You
  14. Spiral
  15. Counting Stars
  16. reflection eternal
  17. After Hanabi -listen to my beats-

錦織は特に6曲目の Luv (sic) Part4 をベストに上げているそうです。もちろん、リラックスするために聞くこともあるんでしょうが、私が特に注目したのは、集中力を高めるために試合前に聞く、という点です。私が従来から主張しているように、音楽を聴くのはリラックスのためもいいんでしょうが、緊張感を高めるという作用も無視できません。この緊張感を高める音楽の例としては従来は軍歌くらいしか思いつかなかったんですが、極めて現代的でとても好ましい例が出来たと、私は勝手に喜んでいます。音楽時代はヒップホップなので、好みによります。ほとんどジャズしか聞かない私にはこの音楽のよさが理解できないかもしれません。
下の動画の最後は2月24日リリースと出ますが、最初に書いた通り、アルバムのリリースは2月26日だということだそうです。

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2016年8月28日 (日)

In Case You Missed Us, New Century Jazz Quintet を聞く!

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とても久し振りにジャズを聞いたブログです。New Century Jazz Quintet のアルバム In Case You Missed Us を聞きました。ドラムスのユリシス・オーウェンズJrとピアノの大林武司を中心に結成されたコンボです。実は、このクインテットの最新アルバムは今年7月に出たばかりの Arise なんですが、まだ聞いていません。ということで、そのひとつ前の昨年6月リリースの本アルバムを取り上げておきます。まず、曲の構成は以下の通りです。

  • In Case You Missed It
  • Revolution
  • Swag Jazz
  • Upon Closer Look
  • Burden Hand
  • 風のとおり道
  • Uprising
  • View from Above
  • Naima
  • Light That Grew Amongst Us
  • Eleventh Hour
  • Love's in Need of Love Today

日米混成のグループですから、ジブリの曲を取り上げたりもしています。もちろん、4ビートで演奏しています。でも、私が感激したのはコルトレーンの名曲ナイーマです。ピアニストのハンク・ジョーンズなども取り上げているんですが、6/4拍子のアレンジもさることながら、ここまでアップテンポで演奏されたナイーマを私は知りません。ほかにも、高速、というか、軽快な曲が多くなかなかの仕上がりと見ました。

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2016年3月27日 (日)

週末ジャズはマル・ウォルドロン Left Alone を聞く!

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週末ジャズはマル・ウォルドロンの Left Alone です。このアルバムも、モダン・ジャズの名盤ベスト10はともかく、ベスト100くらいであれば、余裕で入る1枚ではないかと私は考えています。ただ、日米で評価が異なり、ジャズの本国である米国では日本ほど評価されていないとも聞き及んでいます。それから、いいジャズを収録したアルバムは、ジャケットのデザインもすぐれているといわれているんですが、上の画像の通り、このアルバムについては、私はさほどのセンスは感じません。でも、ビリー・ホリデイの背後霊を背負ったマル・ウォルドロン、というか、ジャケットにある通り、her former pianist and his trio がビリー・ホリデイのムードでピアノを弾いているわけです。曲の構成は以下の通りですが、最後にインタビューが4分ほど入っています。

  1. Left Alone
  2. Catwalk
  3. You Don't Know What Love Is
  4. Minor Pulsation
  5. Airegin

マル・ウォルドロンのピアノをジュリアン・ユーエルのベースとアル・ドリアースのドラムスがサポートしています。1曲目のみジャッキー・マクリーンのアルトサックスが入っており、印象的なテーマを奏でています。3曲目と5曲目が有名なスタンダード曲である以外は、リーダーのマル・ウォルドロンの作曲となっていて、わずか5曲でインタビューを除けば40分足らずのアルバムですが、ハズレの曲はありません。むせび泣くようなマクリーンのアルトサックスの絶唱も大いに聞きごたえがあります。なお、先頭曲はビリー・ホリデイが歌ったわけで、ご本人が歌詞をつけています。歌詞は以下のサイトにあります。ご参考まで。

このアルバムも夜遅くに聞いたいところなんですが、タイガースの試合が始まってしまいましたので、取り急ぎ、書き上げてアップします。

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2016年3月20日 (日)

週末ジャズはソニー・クラーク、Cool Struttin' を聞く!

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週末ジャズはソニー・クラークの Cool Struttin' です。このアルバムも、ソニー・ロリンズの Saxophone Colossus やカーティス・フラーの BLUESette などと並んで、モダン・ジャズの名盤ベスト10に余裕で入る1枚ではないかと私は考えています。それから、いいジャズを収録したアルバムは、上の画像の通り、ジャケットのデザインもすぐれています。想像するに、軽くスリットの入ったタイト・スカートにパンプスを履いたキャリア・ウーマンらしき女性が、さっそうとマンハッタンを闊歩している雰囲気がよく出ています。

  1. Cool Struttin'
  2. Blue Minor
  3. Sippin' at Bells
  4. Deep Night
  5. Royal Flush
  6. Lover

リーダーはピアノのソニー・クラークなんですが、これもジャケットに見える通り、ホーンはトランペットのアート・ファーマーにアルトサックスのジャッキー・マクリーン、リズムセクションはベースのポール・チェンバースとドラムスのフィリー・ジョー・ジョーンズです。1曲目と2曲目と5曲目とがソニー・クラークのオリジナル曲のほか、3曲目はマイルス・デイビスの作曲ですし、他はスタンダードに近い曲と考えてよさそうです。ハード・バップのベスト・アルバムのひとつであり、1958年の録音でブルー・ノートからリリースされています。クラークのピアノもいいですし、マクリーンのアルトもとてもいいです。夜遅くに聞きたい1枚です。

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