2020年6月14日 (日)

血液型O型は新型コロナウィルス感染症(COVID-19)にかかりにくいのか?

やや旧聞に属する話題かもしれませんが、米国の遺伝子解析会社、ないし、検査キット販売会社から6月8日付けで "23andMe finds evidence that blood type plays a role in COVID-19" と題するリポートが明らかにされています。要するに、血液型O型は新型コロナウィルス感染症(COVID-19)にかかりにくい、という解析結果が示されています。我が国でも、いくつかのメディアで取り上げられましたが、私が見たのは以下の時事通信と日経新聞です。我が国メディアはやや慎重な取り扱いのようです。

まず、その23andMeのサイトから75万人を対象に実施した調査結果のポイント6点を引用すると以下の通りです。

a first blush look
  • The preliminary data suggest that O blood type appears to be protective against the virus when compared to all other blood types.
  • Individuals with O blood type are between 9-18% percent less likely than individuals with other blood types to have tested positive for COVID-19, according to the data.
  • There appeared to be little differences in susceptibility among the other blood types.
  • These findings hold when adjusted for age, sex, body mass index, ethnicity, and co-morbidities.
  • Although one study found the blood group O only to be protective across rhesus positive blood types, differences in rhesus factor (blood type + or -) were not significant in 23andMe data. Nor was this a factor in susceptibility or severity in cases.
  • Among those exposed to the virus - healthcare and other front line workers - 23andMe found that blood type O is similarly protective, but the proportion of cases within strata is higher.

すなわち、やや順序を入れ替えて、専門外の私にも判りやすくすると、血液型O型の人、実は、我が家では私と上の倅がそうですが、O型は他の血液型に比較してウィルスに対して"protective"であり、COVID-19への罹患率は9-18%低くなっている一方で、他の血液型には差は見られない、と結論しています。そして、この結果は、年齢、性別、BMIで計測した肥満度、民族、他の併存症を考慮しても成り立つ、ということのようです。私はまったくの専門外で、この結果を評価することはできませんが、薬学ではいわゆる「作用機序」というものを重視し、薬がどのように効くのかという因果関係の順序を解明しようとするのに対して、医学では因果関係よりも大量の観察に基づく相関関係に頼る場合が多いような気がします。実は経済学もそうだったりするんですが、科学的な見地からはバックグラウンドとなるモデルが無視されている気もします。でも、開発が急がれているCOVID-19のワクチンないし特効薬に関する貴重な情報かもしれません。というのは、"with corona" という表現を目にするようになりましたが、私はコロナウィルスと共存するなどはあり得ないと考えています。人類が現時点で撲滅した伝染病は天然痘だけですので、COVID-19が完全に地上から消え去ることはないと思いますが、他の伝染病、例えば、赤痢とか、チフスとか、コレラとかは、天然痘のように撲滅されないまでも、通常の日常生活や経済活動には大きな支障を及ぼさない段階まで抑え込まれています。かつては日本の国民病だった結核もそうです。COVID-19についても、これらのレベルまで抑え込むことが必要であり、日本の厚生労働省が提唱するような「新しい生活様式」による"with corona"は、少なくとも、現時点では長い将来に渡る選択肢ではない、というか、少なくとも有力な選択肢にすべきではない、と感じています。
最後に、その23andMeのサイトからグラフを引用すると以下の通りです。

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2020年5月31日 (日)

いよいよ九州南部が梅雨入りし近畿地方の梅雨入りも近づく!!!

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昨日の5月30日に、九州南部が梅雨入りしました。昨年より1日早く、ほぼ平年と同時期の時期だそうです。いよいよ、近畿地方の梅雨入りも近づいてきました。昨年は異例の年で、関西よりも関東の方が早くに梅雨入りしてしまいましたが、例年であれば、九州南部の梅雨入りからほぼ1週間後に近畿や関東も梅雨入りします。なお、上の画像は昨日のウェザーニュースのサイトから引用しています。
気象庁の1か月予報は毎週木曜日の午後に更新されるんですが、5月28日に明らかにされた最新予報では、この先1か月の平均気温は関東以南で平年より高くて、近畿以西は降水量も多いとの結果が示されていました。気温が高くて降水量が多いということは、要するに、蒸し暑い、ということなのでしょう。その先は本格的な夏になります。大学教員にはそれなりの夏休みがあるとはいえ、すでに還暦を超えた年齢的な条件もありますし、久し振りの京都の夏を耐えるべくがんばりたいと思います。

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2020年5月10日 (日)

昨日5月の第2土曜日は「盆栽の日」World Bonsai Day!!!

昨日、5月9日、すなわち、5月の第2土曜日は「盆栽の日」World Bonsai Day だそうです。専門外ながら、あくまで一般教養として時折見ている National Geographic のサイトに5月号からの記事として、See the tiny tools required for the ancient art of bonsai が掲載されています。タイトルからほのかに想像される通り、盆栽そのものよりも、盆栽に使う道具類に着目した記事です。
今年は、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の拡大防止のために、国内外ともにイベントなどは中止や延期されているようでしたが、国内webサイトではほとんど注目されていない一方で、なぜか、米国の首都ワシントンDCに本部を置く National Bonsai Foundation なる団体が、World Bonsai Day に関する記事を掲載して、"a global celebration of the art of bonsai" として紹介していたりしました。不勉強にして私はまったく知りませんでしたが、とても国際的な盆栽のイベントのようです。

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2020年5月 7日 (木)

厚生労働省ご推奨の「新しい生活様式の実践例」やいかに?

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本日からゴールデンウィークが明けて、大学でもオンライン授業が始まりましたが、5月4日に開催された新型コロナウイルス感染症専門家会議からの提言を踏まえて、厚生労働省のサイトに「新しい生活様式」の実践例が上の画像の通り公表されています。何で見たのかすっかり忘れたんですが、どこかの誰かがいっていたように、「新しい生活様式」とは自粛を言い換えただけではないのか、という気がしないでもありません。ただ、マスクについては位置づけは変わらないながら、明確に、「感染防止の3つの基本」に入っています。位置づけが変わらない、というのは、自分が保菌者であったとしても周囲の人に感染させるリスクを軽減するためにマスクをする、という点です。私自身は授業も会議もオンラインで実施していて基本的に在宅勤務ながら、この先の非常事態宣言解除も見据えつつ、もしも大学に通勤するとすれば県境をまたいで、現在の特定警戒都道府県からそうでない県へ移動することになりますので、特に、「周囲の人に感染させるリスクを軽減する」という点は肝に銘じたいと思います。

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2020年5月 3日 (日)

我が家と大学周辺の自転車事情を考える!!!

今から思えば、はるか昔のような気がする緊急事態宣言前の4月3日付けのブログで、京都に引越してから Calamita Ciao のクロスバイクを買った旨を紹介していますが、さすがに季節なりに天気もよくなって気温も上がるようになったゴールデンウィークに入って、ボチボチ乗りこなし始めています。引越し前の東京と引越し後の京都や関西を比べるのは、私自身はかなり慎重にならざるを得ないと考えていて、すなわち、東京と京都・関西を比べているのではなく、むしろ、非常事態宣言前後を比較することになってしまいかねません。でもまあ、自転車に関しては非常事態宣言前後でなにか特段の事情の変化があったとも思われませんので、許容範囲かと考えている次第です。
まず、東京でも同じことなんですが、「原則、自転車は車道」というのはまったく無視されています。我が家や大学の周辺で特徴的なのは、ママチャリではなく、かなりカッコいいスポーツバイクも歩道を走っていることです。これは東京では少数派だったような気がします。京都への引越し後に再開した4月3日付けのブログで紹介した黄色いクロスバイクに乗って、北向きに走っていると逆走してくるロードバイクがありました。近づくと、決して逆走ではなく、かなり高齢のおじいさんが歩道をコチラ向きに走っているのでした。立派なロードバイクにまたがって、もちろん、上はヘルメットからサングラス、ボディコンシャスなウェアにグローブ、シューズまで決めに決めまくった格好ながら、歩道を走ってママチャリに追い抜かれそうなスピードでゆったりと走っていたりします。形から入っているというか、志の高さは素晴らしいんですが、ロードバイクとは違う選択肢はなかったのか、という気がしました。もう1人、我が家の近くで歩道を走っているロードバイクを見かけましたが、これはかなり若いライダーでした。大学の近くでも、私の乗っているクロスバイクよりもかなりお値段の高そうなクロスバイクが歩道を走っています。でももちろん、国道1号線を京都から名古屋にそこらへんの自動車に十分対抗できるスピードで走っているロードバイクも少なくありません。
自転車が歩道を走っているひとつの理由は、道路に自転車ナビマークがないことです。東京では至るところにありましたが、京都で自転車に乗り始めて1か月ほどしか経過しておらず、それほどの走行距離もないとはいえ、私は自転車ナビマークを見たことがありません。国道、府道、市道と走ったハズなんですが、まったく自転車ナビマークは見かけません。というか、正確にいうと、その昔に、我が母校の京大周辺で見たことはあります。東京の警視庁の自転車ナビマークと違うので、少し驚いた記憶があります。でも、ここ1か月で自転車に乗っている時に自転車ナビマークはまったく見ていません。加えて、東京なら警察や地域の交通安全協会などから、「原則、自転車は車道」という旗指し物のたぐいをいっぱい見かけるんですが、我が家や大学の近くでは見たことがありません。おそらく、私の想像ながら、多くの人が、特に、自転車に乗っているひとは「原則、自転車は歩道」と考えていて、「原則、自転車は車道」と聞いたら、とてもびっくりするんではないかという気がします。
最後に、自転車保険についてです。私はそれなりに自転車に乗りますので、東京では今年2020年4月から自転車保険への加入が義務付けられるということは知っていました。でも、4月になる前に京都に引越すわけですから、まあ、無視していたわけで、この新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の問題で、まったく関心が払われていないんでしょうが、どちらにせよ、東京で今年からなんですから京都なら2~3年遅れだろうと勝手に想像していたんですが、何と、京都は東京に先立って自転車保険加入義務付けが行われていることを知りました。でも、私が自転車を買ったお店では、そんなことはまったく知らされませんでしたし、街中を走っている自転車がどこまで保険加入しているかは、とても疑問です。実は、役所の同僚だった知り合いとzoomを使ってオンラインでおしゃべりしたんですが、さすがに、東大自転車部OBだけあって自転車に関するリテラシーはとても高く、保険にも家族全員で加入したといっていました。

いずれにせよ、我が家や大学周辺における自転車に関するリテラシーは低い、といういい方が出来るような気もしますが、逆から見れば、それほど気張って自転車に乗るんではなく、気軽な庶民の足になっているというのも事実だろうと思います。それはそれでいいんではないでしょうか。

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2020年4月26日 (日)

本日4月26日は「よい風呂の日」!

本日4月26日は「よい風呂の日」です。私の知る限り、2012年に封切られて、私も見に行った映画「テルマエ・ロマエ」の製作委員会が勝手に制定したと記憶しています。まあ、軽く想像されるように、単なる語呂合わせが基になっているんでしょうが、私が映画「テルマエ・ロマエ』を見に行ったのも5月の連休明けだったですから、映画封切りの時期にもピッタリだったのかもしれません。この「よい風呂の日」に関して、まず、prtimesのサイトからTMIXの実施したアンケート結果の認知割合「よい風呂の日を知っていましたか?」のグラフを引用すると以下の通りです。まあ、大雑把に、3人に1人が知っているようです。

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私は入浴が大好きで、1990年代前半に赴任したチリでは、現地のチリ人の大部分がシャワーだけで済ませている一方で、私は少なくとも週に3~4日はバスタブに湯を張って、ゆったりとお湯に浸かっていたりしました。今でも、いい年した60過ぎのオッサンにもかかわらず、毎日1時間超の入浴時間を費やしていたりします。ということで、ウェザーニュースも「4月26日は『よい風呂の日』。お風呂の3つの健康効果とは?」と題して、入浴が体によい3つの理由を以下の通り上げています。

入浴が体によい3つの理由
  1. 疲れをとることができる
  2. 免疫力を高めることができる
  3. 体の汚れを洗い落とすことができる

私のような専門外のシロートが考える入浴の利点の第1は、上の3点の中の最後の汚れ落としで、続いて最初の疲労回復なんですが、免疫力に関しては想像がつきませんでした。体温が下がると免疫力が下がるそうで、当然に体温を上げる入浴は免疫力を高めるのに効果的だそうです。知りませんでした。ただ、入浴に関する注意点として、入浴前後の水分補給に気をつけるとともに、酔った状態ではお風呂に入らない、また、湯船で居眠りしない、などを心がけるべき、と締めくくっています。内風呂のないご家庭には申し訳ないながら、外出自粛が広まっている中で、充実した入浴タイムを私は楽しみたいと思います。

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2020年4月19日 (日)

東京から京都に引っ越しても新型コロナウィルス(COVID-19)からは逃れられず!!!

東京から京都に引越してきて、3週間近くが経過しました。先週末の時点では、東京に緊急事態洗顔が出て、京都はまだだったものですから、東京から京都に脱出したと思っていたんですが、京都もやっぱり、というか、日本全国に非常事態宣言が出て、結局、新型コロナウィルス(COVID-19)からは逃れられなかったのかもしれません。でも、東京から京都に引越して3週間近くが経過して発症していないということは、少なくとも、東京から京都にコロナウィルスの感染症を持ち込んだわけではない、ということが証明されたような気もします。まあ、だから何だという気も同時にします。

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2020年4月12日 (日)

新型コロナウィルスと発達した低気圧を避けて家にこもる!!!

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今日は、関西方面では朝から雨になり、特に、紀伊半島などの太平洋岸では1時間に50ミリを超えるような非常に激しい雨の降るおそれが指摘されています。要するに、新型コロナウィルスと低気圧を避けて在宅しています。買い物で外に出たいとは考えていますが、人との接触はほとんどなさそうな気もします。なお、上の画像は、ウェザーニュースのサイトから引用しています。
その昔10年ほど前に長崎にいたころ、本州の西の端の長崎から1日から1日半くらいの遅れで東京のお天気が変わると感じたことがありますが、関西からは半日くらいなのか、という気がしています。

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2020年4月11日 (土)

プールで泳ぎたし、新型コロナウィルスは怖し、という本日4月11日の雑感!!!

今日の土曜日はほとんど外出しませんでした。
私の新しい住まいのある京都では緊急事態宣言は出ていませんが、まあ、府知事や京都市長は緊急事態に準ずるような事態であることを記者会見で何度も繰り返していますので、そういった方面の専門外である私は権威筋の要請を受け入れているわけです。ただ、3月後半の引越し準備から今にに至るまで、かなりの運動不足を感じていることも確かで、そろそろ、プールで泳ぎたいと考えないでもありません。実際に、やや体重も増えていたりします。
しかし、教員たる私は、まあ、公務員のころもそうだったんですが、社会の模範たるにふさわしくないと自覚しているとはいえ、緊張感ない行動を取ると学生や院生に対して示しがつかない、というのもあります。例えば、もう四半世紀、25以上も昔のお話ですが、私が1990年代のバブル経済崩壊直後に在チリ大使館の経済アタッシェをしていた時、隣国のペルーではフジモリ政権下でセンデロ・ルミノッソという反政府ゲリラが横行し、ペルーには渡航自粛だか、何だかが出ていたりしました。有名なマチュ・ピチュなどの遺跡を見に、私はペルーに行きたくてしょうがなかったんですが、渡航自粛だか、何だかを出している本家本元の外務省の大使館、それも隣国の大使館勤務の書記官が、ノコノコペルーに出かけて何かあれば、まったく示しがつかない、といわれた記憶があります。
学生・院生に新型コロナウィルスに感染しないように、とか、外国人院生などには "Stay healthy!" なんぞと声をかけている教員としては、気をつけたいと思います。しかも、60歳を過ぎた分別盛りで、年齢にしては新任教員だったりしますので、いっそう気をつけたいと思います。でも、今日も、ネットを通じた遠隔授業のためにヘッドセットを買いに行っても売り切れだらけで、どうもなりません。もちろん、花粉症の後期に入ってマスクも欲しいんですが、我が家のような高齢夫婦だけの一家では、まったく入手の手立てすら考えつきません。個人としての立場と教員としての立場と、見苦しくも悩んでいます。

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2020年4月 6日 (月)

明日からブログ再開の予定

諸事情ありまして、明日からブログを再開する予定です。明日は内閣府から公表される景気動向指数を取り上げます。
さて、非常事態宣言の行方やいかに?

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