2023年8月22日 (火)

映画「リボルバー・リリー」を見る

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昨日8月21日、京都に出て、映画「リボルバー・リリー」を見て来ました。原作は、長浦京『リボルバー・リリー』(講談社文庫)で、私は、もちろん、映画を見る前に単行本の方の原作を読んでいます。
舞台は大正時代、関東大震災の翌年を舞台にしています。痛快なアクション映画であり、陸軍と巨大な暴力団という敵から中学生の少年を守るリリー、こと、小曽根百合の逃避行という、一言でいえば、そういうことなのですが、なぜ逃げるのかという部分は、原作では非常に深い謎であり、私はむしろミステリに分類すべきであろうと考えています。ただ、原作と違って映画では、弁護士の岩見がごく軽く情報を仕入れてきたりします。
原作の小説を読んだ上で、映画を見るに当たっての不安、というか、疑問が2点ありました。第1に、原作ではリリーこと小曽根百合がアラサーなのに、アラフォーの綾瀬はるか主演でいいのか、という点と、喫煙シーンがやたらと多いのをどう処理しているか、でした。結論からいって、よく判りませんでした。
綾瀬はるか主演に関しては、まあ、人生50年時代の大正時代の物語ですので、10歳くらいふけた役者さんでもいのかな、という気はします。そして、私の不勉強のため、アラサーで綾瀬はるかに代わる女優は誰がいいのか、と問われれば、回答を持ち合わせません。したがって、合格点ながら、100点では決してなく、まあ、75点か80点か、といったあたりです。第2に喫煙シーンについては、私なら喫煙シーンはすべてカットするのですが、監督のお考えなのか、ほぼほぼ原作通りに役者さんが喫煙していた気がします。ここまで堂々と喫煙シーンを盛り込むと、まあ、大正時代という時代背景からして仕方ない、と考える人が多そうな気がします。これも75点か80点くらいの処理だと思います。アクションシーンは、前々から想像していた通り、訓練された陸軍部隊に少数の民間人が挑むわけで、荒唐無稽としか思えませんでしたが、それをいいだせば、ドラえもんの道具だってそうです。そこはスルーするしかないと思います。

そういう意味で、興行成績が第1週の7位くらいで、やや振るわない、という報道を見かけたのですが、まあそうだろうと思います。私も映画化はされたものの、原作をしっかり読んでおけば十分、映画を見るのはオマケのようなもので、決して原作の読書にプラスアルファが大きいわけではない、と結論しておきます。

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2023年8月11日 (金)

インドネシアの夕べで買い物する

本日午後、京都の蹴上にある国際交流会館で開催されていたインドネシアの夕べで買い物してきました。物産バザーの半分以上は食べ物だったのですが、私はコットン製のエコバッグを買い求めました。国際会館ロビーでの受付とアクセサリなどのお店の写真は以下の通りです。

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京都国際交流会館のインドネシアの夕べ

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今日の午後は、京都に出て国際交流会館で開催されているインドネシアの夕べ Malam Indonesia に行く予定です。大学院修士課程で論文指導をしている院生からお誘いがあって、私だけでなく、カミさんも行きます。まあ、もう2人とも還暦を超えた夫婦ですので、適当に別行動です。
インドネシア物産バザーを少し見て買い物をするかもしれませんし、1500円は高いと思いつつカルチャーショーも見ようかな、と思っています。今日から3連休という人も少なくないでしょうし、来週はお盆休み、という世間一般の認識ですから休日らしい催しではないでしょうか。
なお、上のポスターは日本語バージョンですが、院生からお誘いのメールに添付してあったのは英語バージョンでした。どこかにあるんだろうと思います。

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2023年7月17日 (月)

留学生院生の引率に加わって祇園祭の山鉾巡行に出向く

今日は、前祭の方の祇園祭の山鉾巡行です。昨年と同じように、留学生院生の引率に加わって見学に行ってきました。

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まず、上の写真は、山鉾巡航のくじ引きに関係なく、常に先頭を切る長刀鉾です。どこから撮っているかというと、これも去年と同じように、河原町通り沿いです。御池通りから少し三条通り寄りに下った東側から山鉾巡行を拝見しています。山鉾巡行は9時半スタートなのですが、河原町通りを北上して御池通り近くに達するのに1時間近くかかります。そのころには西側の歩道は陽が当たるようになってしまいます。ですから写真は逆光になりますが、仕方ないところです。

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河原町通りの東側はどうなっているかというと、上の写真の通りです。長刀鉾が近づくころにはモロに太陽を浴びるわけですので、舞妓さんたち向けに赤い番傘が差しかけられています。海水浴場に見かけるような「パラソル」といってもいいくらいの大きさです。でも、その番傘からはみ出して長刀鉾をよく見ようという舞妓さんもいたりします。舞妓さんを留学生諸君に英語で伝えるのが困難を極めたのですが、まあ、格好からして「ゲイシャガール」のカテゴリーに入る女性なんだろうと理解してもらうのが精一杯でした。

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団扇がいろいろと配布されていたのですが、我らが一行には鉾配置図のある団扇が配られました。左下をよく見ると、京都総評作成になるもので、反対側には「最低賃金1,500円」が標榜されています。私なんぞを採用してくれた大学らしいと感じ入ってしまいました。

最後に、どうでもいいことながら、私は経済学部のバングラデシュ人とその友人の理工学部のインド人の2人の留学生としゃべっている機会が多かったのですが、世界標準となっている首を縦に振る "yes" ではない Indian Nod をやってくれと頼んで、本場インド人の Indian Nod を間近で見てきました。そうです。7月8日付けの読書感想文のうちの中島京子『やさしい猫』で言及した「スリランカ人のイエス」という首の動きです。ただ、その留学生にいわせると、この首を左右に振るのは "sometime 'yes,' but sometime 'no'" だそうです。しっかり見て動きは理解しましたが、その意味するところはまだのままです。

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2023年2月23日 (木)

京都に行ってフェアトレードのオーガニック・チョコを買う

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今日ではないのですが、今週になってから京都に出かける機会があって、第3世界ショップの系列のシサム工房というお店でウィンターチョコレートというフェアトレードのオーガニック・チョコレートを買い求めました。
とっても高かったです。100gの板チョコであればフツーは100円少々で売られていると思いますが、上の写真のチョコレートはケタは違わないものの、数倍のお値段でした。ですから、私のような公務員や教員といった薄給の勤め人には、いつもいつもというわけにはいきません。でも、時には、別の贅沢をしたつもりになって、こういったフェアトレードのオーガニック食品を買い求めるのもいいのではないか、と考えています。
ただし、何度かこのブログでも主張しましたが、人の意識だけでフェアトレードやオーガニック製品の普及が進むとはエコノミストは考えません。もっと、法律を含めた制度的あるいは組織的な裏付けが必要です。そのために、何が出来るかは、ひょっとしたら、個々人の意識の問題かもしれません。

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2023年1月24日 (火)

いろいろあって大雪の中を2時間かけて帰宅する

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10年に1度の寒波による大雪の中、いつもは20分ほどの道のりを2時間かけてバスで大学から帰宅しました。上の写真は、我が家の近くの駐車場と道路です。疲れました。

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2023年1月 2日 (月)

高校の同窓会に出席する

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高校の同窓会に出席するために大阪に行ってきました。高校とはいっても、中学・高校と6年間いっしょで、冬至は男ばっかり2クラス100人足らずの小規模な学校でしたので、ほぼほぼ顔を名前は一致します。でも卒業から50年近くを経て、私は60歳の定年まで東京勤務でしたので、何と、初めての同窓会でした。
何といっても、全国でも屈指の進学校、というか、両手両足を使えば、という前提での屈指の進学校ですので、多士済々の卒業生ばかりです。100人足らずの卒業生のうちでちょうど20人の出席でしたが、医者も弁護士も大学教授も複数いますし、大学教授の中の1人は東京6大学の中の名門校の学長だか、総長だかだったりします。私以外にもキャリアの国家公務員がいて、課長クラスで定年になった私と違って、事務次官まで勤め上げた同窓生もいます。でも、多数派は一部上場大企業に就職して、60歳前後で一線を退いて関連会社の社長をしている同窓生が多かったような気がします。私は社長とか、会長とかの役職に縁遠い組織の勤務でしたので、「社長さん」と聞けばエラいと思ってしまいます。もちろん、もう64歳ですので、年金生活に入っている同窓生もいました。
上の写真は公開していいものかどうか、あるいは、著作権なんかの疑問は残るものの、Facebookの我が同窓会のサイトにあったものです。もしも、クレームがあったら、その時点で対処方法を考えます。実は、そのFacebookのページで、欠席者から質問が出ていて、部活の仲間だった同窓生から私のことを指して「アレは誰だ」という質問でした。まあ、高校生のころの長髪と違うので判らなかった、ということのようです。

2年に1度の同窓会です。さ来年も機会があれば出席したいと思います。

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2022年12月18日 (日)

クリスチャン・リース・ラッセンの特別展に行く

今日は、クリスチャン・リース・ラッセンの特別展に行きました。県内では2回開催されるようですが、この週末が初回となります。
よく知られたように、ラッセンはマリン・アートの画家です。私くらいの年代になれば、バブル期に話題になったのを記憶しています。まあ、30年以上も前のことで、かなり懐かしくはあります。ヒロ・ヤマガタと同じで、画壇からは無視されているような気もしますが、その昔の竹久夢二もそうではなかったかと思います。ただし、画壇では生前は見向きもされなかったにもかかわらず、セザンヌ、ゴッホはいうにおよばず、死後になって強烈に評価が高まった例はいっぱいあります。音楽界ではモーツァルトなんかがそうだと思います。逆に、生きている間に評価が高く、死後に評価が落ちた芸術家もいるんだろうと思います。
まあ、それはともかく、当然ながら、特別展というよりは、展示即売会の様相を呈していました。

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さすがに、バブル期にはやったッラッセン作品は忘れてしまいましたので、会場にあった Parenthesis in Eternity とおぼしき絵だけネットのどこかから引用しておきたいと思います。

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2022年12月11日 (日)

今日は大学祭にお出かけ

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今日の午後は大学祭にやって来ました。今の大学に再就職してから3年目にして初めてです。入り口でいきなり「予約のQRコードを見せて下さい」とチェックされます。そうです。予約制なのでした。入り口にたまたま見知った職員さんがいて、「センセ、こっちこっち」といわれて、無事ゲートを通過したのですが、「17時から研究棟は閉鎖されます」と注意されます。
キャンパスの平日は、いつも学生でいっぱいなのですが、今日は学生だけでなく家族連れやカップルでいっぱいでした。こういったイベントがフツーに出来る世の中を早く取り戻したいと願わずにはいられませんでした。

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2022年12月 5日 (月)

サムライブルーに染まった京都タワー

今日は京都に出かけましたが、京都タワーがサムライブルーで青く染まっていました。写真がヘタで申し訳ない。

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といいつつも、ワールドカップのサッカーにはまったく興味ないので、私はもう寝ます。

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